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大野城市

感染症関連情報

更新日:令和6年11月22日

冬季に流行!インフルエンザ ~基本的な感染対策にご留意ください~

 季節性インフルエンザは、主に冬季(12月から3月)にかけて流行します。
 第46週(11月11日から11月17日)の筑紫保健所管内のインフルエンザ定点あたり報告数が、注意報の開始基準値(10)を超えました。手洗いの徹底、咳エチケットなど、基本的な感染対策をしっかり行い、感染を予防しましょう。

インフルエンザに 感染しないために日頃から心がけたいこと
  • こまめに 手を洗う
  • 普段から十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、体の免疫力を高めておく
  • 咳、くしゃみがあるときはマスク を 着用し「 咳エチケット 」 を 心がける
  • インフルエンザが流行しているときには、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦や体調の悪い方は人込みへの外出を控える
インフルエンザQ&A(厚生労働省ホームページ 外部サイトにリンク)
インフルエンザの流行状況についてお知らせします(福岡県ホームページ 外部サイトにリンク)

インフルエンザに注意チラシ(筑紫保健所)

現在、流行している感染症

警報レベル

注意報レベル

警報・注意報レベルの設定がない感染症

福岡県及び筑紫地区管内の流行状況(定点医療機関1医療機関あたりの報告数)こちら NEW
福岡県 週報(定点報告・流行推移グラフ)(福岡県ホームページ 外部サイトにリンク)


手足口病

 定点あたり報告数が高い状況が続いています。
 手足口病は、口の中や、手足などに水疱を伴う複数のほっしんが出る感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、2歳以下が半数を占めますが、小学生でも流行的発生がみられることがあります。成人を含めた小学生以上の大半は、すでにウイルスの感染(不顕性感染も含む)を受けている場合が多いため、成人での発症はあまり多くありません。

感染経路

 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」、水疱の内容物や便に排出されたウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入って感染する「経口感染・接触感染」があります。

症状

 3~5 日の潜伏期間の後、口の粘膜・手のひら・足の甲または裏などに水疱性の発疹が現れます。発熱は高熱になることはあまりありません。一般的に軽症で、発疹は3~7 日で消失します。重症化はまれですが、合併症として急性脳炎や心筋炎があげられます。

感染対策

 予防には、手洗い、咳エチケットが有効です。発疹が消えた後も、3~4 週間は便にウイルスが排泄されるため、手洗いを徹底し、幼稚園、保育園、学校など集団生活ではタオルの共用を避けましょう。

手足口病(厚生労働省ホームページ 外部サイトにリンク)

季節性インフルエンザ

 筑紫地区において、注意報レベルの流行となっています。インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。通常の急性上気道炎(かぜ)に比べ全身症状が強く出やすいことを特徴とします。

感染経路

 原因となる病源体は、インフルエンザウイルスです。人で流行するインフルエンザウイルスにはA型・B型があります。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」が主たる感染経路ですが、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。

症状

 1~3日の潜伏期間の後、38℃以上の発熱、頭痛、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛、関節痛などの症状が出ます。おう吐や下痢など消化器症状が見られる場合もあり、子ども、高齢者、免疫力の低下している方などでは重症化して肺炎や脳炎になることがあります。

感染対策

 予防には、手洗い、咳エチケットが有効です。予防接種は、重症化の予防を目的として行います。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 筑紫地区において、警報レベルの流行が続いています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群レンサ球菌による上気道の感染症です。

感染経路

 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛まつ感染」、細菌が付着した手で 口や鼻に触れることによる「接触感染」、食品を介して細菌が口に入って感染する「経口感染」があります。

症状

 38℃以上の発熱、咽頭発赤、苺状の舌等があります。熱は3 日から5 日以内に下がり、1週間以内に症状は改善します。まれに重症化し、喉や舌、全身に発赤が拡がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。また、発症原因、病態等は不明ですが、劇症型溶血性レンサ球菌感染症を起こすこともあります。

感染対策

 予防には、手洗いや咳エチケットが有効です。

新型コロナウイルス感染症

 新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「咳(せき)エチケット」などが有効です。
特に、高齢者や基礎疾患のある方が感染すれば重症化リスクも高まります。高齢の方と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスク着用を含めた感染症対策へのご協力をお願いします。

新型コロナウイルス感染予防のために(厚生労働省ホームページ 外部サイトにリンク)

感染症予防の基本

マイコプラズマ肺炎

 新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから今年になるまで、大きな流行は確認されていませんでしたが、現在の流行は最後に流行した平成28年の流行を超える流行となっています。
 マイコプラズマ肺炎は、頑固なせきをともなう呼吸器感染症で、小児や若い人に比較的多い感染症です。「肺炎マイコプラズマ( Mycoplasma pneumoniae )」という細菌に感染することによって起こります。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。
感染経路

 感染した人のせきのしぶき(飛沫)を吸い込んだり(飛沫感染)、感染者と接触したりすること(接触感染)により感染すると言われています。家庭のほか、学校などの施設内でも感染の伝播がみられます。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。

症状

 発熱や全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、せきなどの症状がみられます(せきは少し遅れて始まることもあります)。せきは熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きます(一般に、小児の方が軽症で済むと言われています)が、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。また、5~10%未満の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。

感染対策

 保育施設、幼稚園、学校などの閉鎖施設内や家庭などでの感染伝播はみられるものの、短時間の曝露による感染拡大の可能性はそれほど高くなく、濃厚接触により感染することが多いと考えられています。普段から流水と石けんによる手洗いをすることが大切です。また、感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。せきの症状がある場合には、マスクを着用するなど「咳エチケット」を守ることを心がけましょう。

マイコプラズマ肺炎(厚生労働省ホームページ 外部サイトにリンク)

このページに関する問い合わせ先

すこやか福祉部 健康課 感染症対策担当
電話:092-501-2222
ファクス:092-584-5656
場所:すこやか交流プラザ
住所:〒816-0932 福岡県大野城市瓦田四丁目2-1

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