福岡県内で麻しん(はしか)の感染が拡大し、大野城市内でも麻しん患者の発生が確認されています。
令和8年度に記者発表となった麻しん発生に係る市民への注意喚起情報の詳細は、福岡県ホームページ
(外部リンク)にてご確認ください。
麻しん(はしか)とは
感染経路
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は極めて強いと言われています。麻しんの免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%の確率で発症し、一度感染して発症すると生涯免疫が持続すると言われています。
麻しん発症患者から周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
麻しんの症状
麻しんウイルスの感染後、10日から12日間(最大21日間)の潜伏期ののち、発熱や咳などの症状で発症します。
38℃前後の発熱が2から4日間続き、倦怠感、上気道炎症状(咳、鼻水、くしゃみなど)、結膜炎症状(結膜充血、目やに、光をまぶしく感じるなど)が現れて次第に強くなります。
麻しんに伴って肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、数年から十数年後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる知能障害や運動障害などが進行した後、数年以内に死に至る中枢神経疾患を発症することもあります。
感染対策
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。しかし、予防接種を行うことによって、95%以上の人が免疫を獲得することができると言われていることから、麻しん含有ワクチン(MRワクチン、麻しんワクチン)が最も有効な予防法といえます。