大野城市中心市街地活性化基本計画(平成30年3月)
更新日:2023年4月20日
今回の計画の前身となる「大野城市中心市街地活性化基本計画」は、中心市街地の交通、駅周辺などの環境の改善、都市機能の更新と経済活力の向上、良好な商業と都市型居住空間の創出を市民との共働作業で進めていくことを目的として、平成12年3月に策定しました。
社会情勢の変化や関連事業の実施状況などを踏まえると、中心市街地の活性化に向けた方針や取り組みを見直す必要があったため、平成30年3月に計画を改訂し、新たに策定しました。
今回の計画は、「便利なまち」「やさしいまち」「にぎわうまち」の3つの視点から、さまざまな取り組みを行い、中心市街地の賑わいの創出を推進することを目的としています。
1.計画策定の背景と目的
本市は、平成12年3月に『大野城市中心市街地活性化基本計画』(以下、前回計画)を策定しました。前回計画は、西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(以下、西鉄高架事業)、都市計画道路等の都市基盤整備を一体的に進めていくための整備方針等を定めるものとして策定したものです。西鉄高架事業や各種都市基盤整備事業の進捗により中心市街地の状況は変化し、また時間の経過とともに市民ニーズが多様化する中で、上位計画の見直しや中心市街地に関連する計画が策定され、新たな事業等も計画、実施されています。これら計画の策定状況や関連事業の実施状況等を踏まえると、中心市街地の活性化に向けた方針や取り組みについても見直す時期を迎えていると言えます。今回の計画では、中心市街地の現状や市民意向を踏まえ、今後の目標、方針、取り組み等を明確に示し、中心市街地のにぎわいの創出を推進することを目的とします。
2.中心市街地の区域
本計画では、市役所等の公共施設、西鉄天神大牟田線の各駅(春日原駅・白木原駅・下大利駅)とJR鹿児島本線の各駅(大野城駅・水城
駅)、各駅前の商店街、各駅の徒歩圏等に配慮し、複合的な都市機能が集積する中心市街地の区域(約228ha)を設定します。
3.中心市街地活性化の目標
(1)基本的な考え方
中心市街地では、西鉄高架事業、高架事業と連動した道路や公園等、様々な施設整備が推進されています。あわせて、市民参加による取り組みも広がりを見せています。今後は、計画的な土地・建物利用の誘導との整合を図りつつ、施設整備の推進と市民参加の更なる拡大に取り組み、持続可能な中心市街地の活性化に結びつけていくことが必要と考えます。
(2)目標
本市は、『第5次大野城市総合計画』に位置づけられる都市(まち)の将来像「ともに創る 個性輝く やすらぎの新コミュニティ都市」にふさわしい持続的な中心市街地の活性化に向けて、3つの目標「便利なまち」、「やさしいまち」、「にぎわうまち」を掲げ、その実現を目指します。
4.中心市街地活性化の方針
(1)便利なまち
駅を中心に市民や来訪者に便利なまちの実現を目指します。
(2)やさしいまち
子どもや高齢者等が過ごしやすい、暮らしにやさしいまちの実現を目指します。
(3)にぎわうまち
人々のつながりを育む中でにぎわいが持続するまちの実現を目指します。
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