10代の頃は純文学に傾倒していましたが、20代で初めて『複合汚染』に出会います。作中の「私」が参議院選挙で市川房枝らを応援し、演説で環境汚染を告発する場面に衝撃を受けました。有害物質が人体や次世代に蓄積していく実態を知り、心が激しく震えたのです。「社会問題を解決するために何かしたい」という思いはそこから一気に強まりました。
その後、私は大学院で社会学を学び、ジェンダー平等の実現を目指すNPO活動に参画。2011年には自ら参議院選挙に挑戦(結果は落選!)するまでに至りました。幼少期にセーラから学んだ「逆境でも気高く生きる姿勢」と、20代で社会への問題意識を植え付けられた『複合汚染』。この2冊との出会いこそが、私の人生を突き動かした大きなターニングポイントです。
※この本はまどかぴあ図書館で借りることができます。