子どもを自動車に乗せて運転する時は必ずチャイルドシートを使用しましょう。
自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、 運転してはならないことが決められています(道路交通法第71条の3第3項)。
チャイルドシートを使用しない場合の危険性について
チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約4.7倍です。
令和6年中のチャイルドシート使用者率(6歳未満幼児の自動車同乗中死傷者に占めるチャイルドシートを使用していた死傷者の割合)は81.0%であり、近年、横ばい傾向にあります。
チャイルドシートを使用していても、車両への取付け固定が不十分であったり、正しく座らせなかった場合には、交通事故時にチャイルドシートがシートベルトから分離してしまったり、幼児がチャイルドシートから飛び出してしまうなど、チャイルドシート本来の機能が発揮できないことがあります。
道路交通法第71条の3第3項
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。
子どもの命を守るためにチャイルドシートは何歳まで必要?
6歳以上であっても子どもの体格によっては車のシートベルトが十分な効果を発揮できない場合があるので、その際は、ジュニアシート(背もたれ付きタイプまたは、ブースタータイプ)を活用しましょう。
体格の目安は150cm未満です。
しかし150cm未満はあくまで目安で、確認のポイントは、シートベルトが首や腹部に掛からないことです。
チャイルドシートの選び方
- 体格に合わせて選びましょう
チャイルドシートは「乳児用」、「幼児用」、「学童用」の3種類に分かれています。子どもの体格に合ったチャイルドシートを使いましょう。
- 使用する車に適合しているか確認しましょう
チャイルドシートメーカーなどが出している「車種別チャイルドシート適合表」で、使用する車に取りつけられるか確認しましょう。
- 安全基準に適合しているか確認しましょう
国土交通省の安全基準に適合していることを示す「Eマーク」がついたものを使いましょう。
新しく購入する時は、新しい国際安全基準であるUN-R129に適合したものを選ぶと、安全です。
チャイルドシートの取りつけ方
チャイルドシートは、子どもの体格や製品ごとに取りつけ方が違います。
取扱い説明書だけではなく、日本自動車連盟(JAF)などが公開している取りつけ方を解説した動画を参考に、しっかり取りつけましょう。
助手席にチャイルドシートを取りつけることは法律上禁止されていませんが、助手席は事故時の衝撃が大きく、エアバッグが展開した時、子どもに危険を及ぼす可能性があります。
チャイルドシートは後部座席に取りつけましょう。
チャイルドシートの使い方
車での移動が短時間であっても、子どもを正しく座らせましょう。
子どもの体格に応じて、チャイルドシートの角度などを調整し、バックルを確実に締めましょう。
特に、肩ベルトが緩んでいると、子どもがチャイルドシートを抜け出して、けがをする危険があります。