
現在、大野城市では、定員109人の民生委員・児童委員(うち、定員10名は、子どものことを専門に担当する主任児童委員)が、市内4つ(北・東・中央・南コミュニティ)の地域で活動を行っています。
民生委員・児童委員とは

民生委員は民生委員法に基づき、厚生労働大臣からの委嘱を受け、都道府県知事の指揮監督を受ける「非常勤・特別職の地方公務員」です。
すべての民生委員は、児童福祉法に規定する「児童委員」も兼ねています。また、子どもや子育て家庭への支援を専門とする主任児童委員は、児童委員の中から厚生労働大臣により指名されます。
民生委員・児童委員の任期は全国統一3年間です。
民生委員・児童委員は、ボランティアであるため、給与は支給されません。ただし、活動に要する交通費等に充てるものとして、活動費等が支給されます。
なお、活動を通じて得た情報をほかに漏らしてはならない「守秘義務」が民生委員法で課されています。この守秘義務は、委員退任後も引き継がれます。
どんな人が民生委員・児童委員になっているの?
その地域の住民で、地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動などに理解と熱意があるなどの要件を満たす人が対象になります。
具体的には次の手順で選ばれます。

注1:民生委員候補者を知事に推薦するため、市町村に設置される委員会。市議会議員・民生委員・市社会福祉協議会の代表者・本市の区域を単位とする社会福祉団体の代表者・教育に関係のある者・関係行政機関の職員・地域の実情に関し識見を有する者の7分野による委員で構成。
注2:社会福祉に関する事項について調査、審議するため、都道府県や指定都市や中核市に設置される審議会。都道府県議会の議員、社会福祉事業従事者、学識経験者などの中から都道府県知事(指定都市・中核市は市長)が任命する委員で構成。
民生委員・児童委員のマーク
幸せのシンボルである四つ葉のクローバーの中に、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表しています。
民生委員・児童委員はどんな活動をしているの?
主な活動内容
個別支援活動
地域住民の悩みに「早期に気づき」「早期に対応」することを心がけ、相談を受けたら、福祉サービスの情報提供や、行政の窓口などの紹介、行政・社会福祉団体とのつなぎ役として活動しています。
地域福祉活動
登下校時の子どもたちの見守りや、地域によってはミニデイなど高齢者のためのイベント運営をお手伝いしています。また、赤い羽根共同募金の呼びかけなど行っています。
民児協活動
委員同士の情報交換の場である定例会や研修などへ参加し、問題解決や自己研鑽を図っています。
主任児童委員活動
児童や養育者からの相談を受け、当該地区担当の民生委員・児童委員と連携して、市役所・専門機関などとの連絡や調整を行います。
ふくしカードを配布しています
担当している地区の人を訪問する際に主に一人暮らしの高齢者などに名刺サイズのカードを配布しています。
ふくしカードに必要な情報を記入して、外出時に携帯することで、外出先で事故や急病などの緊急時に、病院、警察や消防署などに必要な情報を提供ができ、適切な対応が受けられます。
ふくしカードの記入内容
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- 緊急時の連絡先
- かかりつけの病院
- 地区担当の民生委員
「大野城市民生委員・児童委員活動強化計画」・「民生委員・児童委員活動に関するQ&A集」
これまで築き上げてきた、大野城市民生委員・児童委員の活動を次代に繋ぎ、これからの活動の活性化を図るため、「大野城市民生委員・児童委員活動強化計画」を策定しています。
また、民生委員・児童委員の活動に関して、誰もが気軽に知ることができるよう、「民生委員・児童委員活動に関するQ&A集」を策定しています。
本計画の基本理念を『地域住民の変わらぬ「良き隣人」として、わたしたちにできること ~これから100年先を見据えて~』と掲げ、地域住民の身近な存在として活動します。