大野城市の水道
更新日:2024年11月15日
水道事業の始まり
大野城市の水道は、昭和40年に牛頸貯水池(現在の牛頸ダム)を水源とし、牛頸浄水場から給水人口15,000人、一日最大給水量3,000立方メートルで給水を始めました。その後、急激な都市化が進み、人口増加に伴う水需要に対応するため、水源開発や供給施設の拡充を進めてきました。
現在では、第7期拡張事業(変更)により、計画給水人口108,100人、一日最大給水量37,300立方メートル/日の給水が可能となりました。
水道施設の拡張事業の推移と概要
期別 | 完成年月 | 計画給水量 (立方メートル/日) |
計画給水 人口(人) |
事業概要 |
---|---|---|---|---|
創設 | 昭和40年4月 | 3,000 | 15,000 | 牛頸浄水場建設 |
第1期 | 昭和43年6月 | 5,000 | 25,000 | 中浄水場建設 |
第2期 | 昭和47年5月 | 9,000 | 36,000 | 牛頸浄水場増設、畑詰浄水場建設 |
第3期 | 昭和50年2月 | 12,000 | 38,000 | 瓦田浄水場建設 |
第4期 | 昭和54年3月 | 23,000 | 56,700 | 瓦田浄水場増設等、中浄水場廃止 |
第5期 | 平成元年12月 | 27,300 | 74,200 | 福岡地区水道企業団受水増量 |
第6期 | 平成7年3月 | 29,300 | 78,100 | 牛頸浄水場改良、畑詰浄水場廃止 |
第7期 | 平成13年3月 | 38,100 | 102,200 | 瓦田浄水場増設 |
第7期(変更) | 平成17年3月 | 37,300 | 108,100 | 福岡地区水道企業団海水淡水化センター |
業務量
事項 | 令和5年度 | 令和4年度 | 対前年度増減 | |
---|---|---|---|---|
給水人口(人) | 101,455 | 100,947 | 508 | |
行政人口(人) | 102,818 | 102,375 | 443 | |
給水戸数(戸) | 46,297 | 45,772 | 525 | |
給水栓数(戸) | 38,352 | 37,862 | 490 | |
配水量 | 年間(立方メートル) | 8,873,266 | 8,745,713 | 127,553 |
1カ月平均(立方メートル) | 739,439 | 728,809 | 10,630 | |
1日平均(立方メートル) | 24,244 | 23,961 | 283 | |
1日1人平均(リットル) | 239.0 | 237.4 | 1.6 | |
有収水量 | 年間(立方メートル) | 8,422,597 | 8,420,787 | 1,810 |
1カ月平均(立方メートル) | 701,883 | 701,732 | 151 | |
1日平均(立方メートル) | 23,013 | 23,071 | △58 | |
1日1人平均(リットル) | 226.8 | 228.5 | △1.7 | |
1日最大配水量(立方メートル) | 27,463 (令和6年1月8日) |
27,145 (令和5年1月25日) |
318 | |
有収率(パーセント) | 94.9 | 96.3 | △1.4 |
配水量と1日1人平均配水量の推移
令和4年度に比べ、配水量、1日1人平均配水量とともに増加しています。
水源
安全な水の供給
大野城市では、瓦田浄水場と牛頸浄水場の2カ所で水道水を作っています。それぞれの浄水場で取水する水源の水質が異なるため浄水方式が異なります。
瓦田浄水場は、牛頸川、御笠川、地下水などを水源とし、まずはじめに生物接触酸化装置でバクテリアを使った浄化を行い、その後凝集・沈殿、ろ過の過程を経て水道水となります。
この生物接触酸化装置は、取水した水が流れて行くうちに水中のバクテリアや藻類などによって有機物質が酸化され、自然にきれいになる原理を応用したものです。
牛頸浄水場は、牛頸ダムを水源とし、一般的な急速ろ過方式により水道水を作っています。
また、安全で良質な水道水を供給するために、水道法では厳しい水質検査が義務付けられています。本市では、毎年水質管理計画を策定し、水質管理に取り組んでいます。
水道事業に関する計画
本市水道事業では、限られた財源の中でさまざまな課題に対処し、今後の水道事業のあるべき姿と目指す方向性を明らかにするため、「大野城市上下水道ビジョン」を策定しました。
令和5年度は本計画期間の5年目となり、策定時と比較して状況が変化していることから、社会情勢の変化を踏まえ、新たな課題に柔軟でより効果的に対応していくために、「大野城市上下水道ビジョン」を見直しました。
また、このビジョンの実現に向け、令和6年度から5年間に取り組む事業計画および財政収支計画を示した「大野城市上下水道事業第4次中期経営計画」を策定しました。
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このページに関する問い合わせ先
上下水道局 企業総務課 計画・財務担当
電話:092-580-1933
ファクス:092-573-5380
場所:新館2階