中学校給食は「選択制」給食です
更新日:2024年4月19日
令和5年度中学生の食事に関するアンケート(結果)
- 中学生の食事(食習慣、学校での昼食)に関する実態、傾向等を、生徒、教職員、保護者に対するアンケートにより調査し、その結果を、その後の「食」に関する指導の参考資料とします。
- 特に、学校での昼食に関することについては、平成17年度に導入したランチ給食サービスの成果や効果の検証のための資料とし、今後のサービスの充実・改善に活かします。
調査期間
- 令和6年1月
調査方法
- 無記名WEB回答方式
結果
- 大野城市の中学校給食は、市が提供する「ランチ給食サービス」を基本としながら、生徒や家庭の事情に応じ、個々の判断で、「ランチ給食サービス」「持参弁当」「パン購入」かを一日単位で選ぶことができる「選択制給食」です。
- 「選択制給食」は、多様な生徒や保護者の想いに幅広く対応することができ、様々な事情を抱える家庭への配慮、多様性の尊重、多様化した現代のライフスタイルに対応した給食制度です。
- 大野城市の給食である「ランチ給食サービス」は、市の栄養士が監修し、中学生に必要な栄養素や栄養バランスを考えた献立であり、「希望する生徒全員」が「完全給食に準じた形」で提供を受けることができます。
RKB毎日放送で大野城市の中学校給食が特集されました
大野城市の給食「中学校ランチ給食サービス」
「ランチ給食サービス」は、中学生に必要な栄養素や栄養バランスを考え、市の栄養士監修のもと献立を作成しており、主食(ご飯)、おかず(主菜、副菜)、牛乳といった「完全給食」に準じた形で提供をしています。
中学校ランチ給食サービスのメリット(良いところ)
- 個食方式(弁当)で提供しているため、新型コロナウイルス感染症などの感染症対策ができています。
- 保温カートや保冷ボックスを利用して提供しているため、夏場の食中毒対策とともに、温かいおかずは温かく、冷たいおかずやデザートなどは冷たく提供しています。
- 1食250円です。
- 電子注文を導入しました。電子注文により、自宅からでも当日(午前8時30分まで)の注文・キャンセルができます。
- ランチ給食サービスを通じて食育を行っています。
(「生徒考案メニュー」、行事や季節に合わせたイベントランチ(入学・卒業、クリスマス、バレンタインなど)、旬の食材の使用など) - ご飯の量は、無料で大盛に変更できます。
- ランチ給食サービスは、就学援助の対象です。
詳しくは、大野城市「中学校ランチ給食サービス」のページをご覧ください。
生徒考案メニュー
- 「生徒考案メニュー」とは、中学生自身が家庭科の授業などで学んだことを生かし、栄養バランスや色合い、好みなどを考えた献立の中から選考を行い、実際のランチ給食サービスで提供するものです。
保温カート、保冷ボックス
- ランチ給食サービスは、保温カートや保冷ボックスで運ばれてきます。
- ごはんや温かいおかずは、「保温カート」で65℃以上で、冷たいおかずやデザートは、「保冷ボックス」で10℃以下で、温度管理された状態で中学生が食べる直前まで保管されて提供しています。
- 温かいおかずは温かく、冷たいおかずやデザートなどは冷たく提供し、食中毒対策にもなっています。
保温カート 保冷ボックス
令和3年度大野城市の教育 特別号
選択制度のメリット(良いところ)
- 家庭から弁当持参もできるため、「様々な事情で給食を食べることができない生徒」や、「保護者の意向で家庭弁当を持参している生徒」でも、目立つことなく昼食時間を過ごすことができる制度です。
- 食育や生きる(生活する)力の育成につながります。
(用意されたものを食べるのではなく、生徒自身が何を、どれくらい食べるかなど、自己管理能力の育成をする機会になります) - 自分の体調や状況に併せて食事量を調整できます。
例:部活などで運動量が多く、(給食のみでは)足りない生徒は、「ランチ給食と家庭からの補食」を食べることができる。
例:体調が悪い(給食の量は食べきれない)生徒は、量を調整した弁当をもってくることができる など - 食缶方式に比べて準備、配膳、片付けの時間が短時間のため、学校生活に必要な時間を確保しつつ、学校の終了時間が早くすることができます。そのため、生徒会活動や部活動などの放課後活動、塾や習い事などの自主的な活動の時間を確保できるなどのメリットがあります。
大野城市が「選択制給食」を導入している経緯
- 平成13年6月議会にて、中学校の給食について調査を行うために市議会に設置された「学校給食問題調査特別委員会」において慎重に討議され、平成14年3月議会で同特別委員会から「中学校給食は弁当を併用した選択方式が望ましい」との報告がなされました。
- 平成15年度、学識経験者、学校関係者、PTA、公募の委員で組織した「大野城市学校給食問題検討委員会」を設置し、教育委員会からの「大野城市立中学校における中学校給食の在り方」についての諮問を受けて検討を重ねた結果、本市では生徒の希望に応じて、「ランチ給食サービス」「弁当持参」「パン」を選択できる、「選択制」が望ましいとの答申を受けました。
- そのことを受け、選択制給食は、生徒や家庭の事情に応じ、個々の判断で、市が提供するランチ給食サービスか家庭弁当などを選べる多様なニーズに応える制度であることから、平成17年10月から中学校給食として、ランチ給食サービスを基本とした選択制給食を導入しました。
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ファクス:092-501-2270
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