飲酒運転撲滅都市宣言
更新日:2024年12月27日
大野城市が一つになって飲酒運転をなくします
おらがまち大野城から1人の犠牲者も出さんバイ!
平成18年8月、福岡市で公務員の飲酒運転により幼い3人の尊い命が奪われるという悲惨な事故が発生し、私たちは飲酒運転の怖さに改めて衝撃を受け、飲酒運転は断じて許されるものではないと痛感しました。
しかしながら、平成23年2月9日、粕屋町でまたしても16歳の男子高校生2人が犠牲になり、その後も飲酒運転で検挙される者は後を絶たず、極めて憂慮すべき事態になっています。
このような異常事態を受け、本市議会では、平成23年の12月定例会で飲酒運転撲滅を宣言する決議を行いました。
大野城市は、平成22年4月1日に安全安心まちづくり条例を施行し、全ての市民が安全で安心して暮らすことができる地域づくりを、市民の皆さんたちとの共働により進めています。
飲酒運転による事故は、幸せな家庭を一瞬にして崩壊させ、あらゆる人に計り知れない衝撃と悲しみをもたらすもので、飲酒運転の撲滅なくして「安全安心のまち大野城市」の実現はあり得ません。
大野城市から1人の犠牲者も出ることがないよう、全市を挙げて飲酒運転撲滅に取り組む姿勢を市内外に示すため、3月26日に開かれた3月定例会に先立ち「飲酒運転撲滅都市宣言」を行いました。
大野城市飲酒運転撲滅都市宣言
飲酒運転のない社会の実現は、すべての人の願いである。しかしながら、福岡県内においては悪質な飲酒運転により、幸せな家庭を一瞬にして崩壊させる事故が依然として多く発生し、あらゆる人に大きな衝撃と深い悲しみをもたらしている。
飲酒運転をなくすためには、運転者の意識の向上はもとより、家庭、職場、及び地域社会が一体となって、飲酒運転は「絶対にしない、させない、許さない」という気運を醸成し、すべての人に「飲酒運転は犯罪だ」という意識を定着させなければならない。
大野城市は、我国最古の山城「大野城」や水城大堤などの歴史や豊かな自然に恵まれ、市民がともに手を取り合う“やすらぎの新コミュニティ都市”を目指している。
このかけがえのないふるさと大野城においても、飲酒運転の撲滅なくして、誰もが笑顔で暮らせる安全で安心なまちの実現はあり得ない。
大野城市は全市をあげて飲酒運転撲滅に全力で取り組み、一人の犠牲者も出さない決意で「飲酒運転撲滅都市」とすることを、ここに強く宣言する。
平成24年3月26日
大野城市
飲酒運転は犯罪です
酒酔い運転
- 5年以下の懲役または100万円以下の罰金
- 違反点35点(免許取り消し)
酒気帯び運転
- 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 違反点25点(免許取り消し)
呼気1リットル中0.25ミリグラム以上
血液1ミリリットル中0.5ミリグラム以上 - 違反点13点(免許停止)
呼気1リットル中0.15ミリグラム以上0.25ミリグラム未満
血液1ミリリットル中0.3ミリグラム以上0.5ミリグラム未満
飲酒検知拒否
- 3月以下の懲役または50万円以下の罰金
飲酒運転幇助(ほうじょ)
車両などの提供
- 飲酒運転の恐れがあることを知りながら車両を提供し、提供を受けた者が酒酔い運転をした場合
5年以下の懲役または100万円以下の罰金 - 飲酒運転の恐れがあることを知りながら車両を提供し、提供を受けた者が酒気帯び運転をした場合
3年以下の懲役または50万円以下の罰金
酒類の提供
- 提供を受けた者が酒酔い運転をした場合
3年以下の懲役または50万円以下の罰金 - 提供を受けた者が酒気帯び運転をした場合
2年以下の懲役または30万円以下の罰金
車両への同乗
- 車両の運転者が酒に酔った状態にあることを知りながら自己の運送を要求・依頼し、同乗した場合
3年以下の懲役または50万円以下の罰金 - 車両の運転者が酒気を帯びていることを知りながら自己の運送を要求・依頼し、同乗した場合
2年以下の懲役または30万円以下の罰金
危険運転致死傷罪
悪質・危険性の高い飲酒運転による事故は、故意の犯罪とみなされ、刑法上の危険運転致死傷罪が適用されることがあります。
- 人を死亡させた場合 最長20年の懲役
- 人を負傷させた場合 15年以下の懲役
酒酔い運転とは?
酒に酔った状態(アルコールの影響により正常な運転ができない恐れがある状態)で車両などを運転した場合
酒気帯び運転とは?
酒に酔った状態とは認められないものの、検査の結果体内に一定基準以上のアルコールがある状態で車両などを運転した場合
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