みんなで楽しみたい1年の行事食
更新日:2018年7月13日
知っているともっとおいしく、楽しくなる、季節の節目の食といわれています。
1月
元旦(1月1日)
おせち料理・雑煮
元旦
おせちは、おせちく(お節供)の略で、正月、五節句などの料理です。五節句は、人日(じんじつ、正月7日)上巳(じょうし、3月3日)、端午(たんご、5月5日)七夕(たなばた、7月7日)、重陽(ちょうよう、9月9日)で、季節の変わり目として神前に食物を供えました。その後、正月に用意する料理を指すようになりました。
七草(1月7日)
七草粥
春の七草
春の七草はせり、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろをいいます。1月7日、七草粥を食べると、邪気を払い万病を防ぐといわれています。
鏡開き(1月11日)
お汁粉
鏡開き
お正月に飾った鏡餅を1月11日に下げることを鏡開きといいます。鏡餅を割ってつくる小豆粥やお汁粉は、寒い季節にうれしいおやつです。
2月
節分(立春の前日)
鬼打ち豆、太巻き寿司
3月
桃の節句(3月3日)
雛あられ、白酒、蛤の吸い物
桃の節句
女の子の健康を祝う桃の節句。ひしもちの白、緑、紅の三色には、「雪が解け、草が芽生え、花が咲く」という意味が込められているそうです。
春分(3月20日)
ぼたもち
4月
5月
端午の節句(5月5日)
ちまき・柏餅
端午の節句
男の子の成長を祝う端午の節句。ちまきを食べるのは、中国の春秋戦国時代、高名な詩人が川に身を投げたことを悲しみ、人々がたくさんのちまきを川に投げたことに由来しています。
6月
7月
七夕(7月7日)
そうめん
土用(7月下旬)
うなぎ
土用
土用は、四季それぞれにありますが、夏の土用だけが暮らしの中に根づいています。夏の暑気を払うため、うなぎを食べるのは江戸時代の庶民のアイデアでした。
8月
9月
十五夜(9月中旬)
月見だんご
秋のお彼岸(9月23日ごろ)
おはぎ
秋のお彼岸
お彼岸には仏壇やお墓に季節の花々やおはぎをお供えします。「おはぎ」と呼ぶのは、小豆のつぶつぶが秋の七草、萩の花が咲き乱れるのに似ているからです。ちなみに春のお彼岸は、牡丹の季節なのでぼたもち(牡丹餅)と呼ばれています。
10月
11月
七五三(11月15日)
千歳飴
七五三
千歳飴は、紅白の長い棒飴で「長く伸びる」という縁起ものです。“寿”や”鶴亀”が描かれた化粧袋に入れ、子どもの末永い健康と幸せを願う心を託しています。
12月
冬至(12月22日ごろ)
かぼちゃ、小豆粥
冬至
昔から冬に備えてかぜの予防に「柚子湯」につかりました。かぼちゃを冬至に食べると、かぜをひかないといわれ、特に朝のうちに食べるとよいとされています。
大晦日(12月31日)
年越そば
大晦日
年越しそばを食べる習慣は、江戸中期頃から始まりました。細く長く伸びるそばにあやかって、家運や寿命が細く長く続くようにと縁起をかついだものです。
財団法人家庭保健生活指導センター「げんきいっぱい!いただきまーす」から一部改変
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