介護保険制度とは
更新日:2019年8月22日
近年、介護が必要な高齢者は増え続け、また、高齢者のみの世帯の増加、介護する家族の高齢化など、家族だけで介護をすることは難しくなっています。
そこで、平成12年に始まったのが介護保険制度です。
介護保険制度とは高齢者の介護を社会全体で支えあう仕組みで、高齢者の自立支援を理念とし、利用者自身の選択により保険・医療・福祉サービスを総合的・効率的に利用できることなどをめざしたものです。
介護保険のしくみ
介護保険は加入者(被保険者)の保険料によって成り立っており、市町村が運営しています。介護が必要なときに認定を受けて、介護サービスを利用する制度です。介護保険加入者(被保険者)
介護保険の加入者(被保険者)は年齢によって分けられます。
65歳以上の人(第1号被保険者)
介護や支援が必要と認定された場合にサービスが受けられます。
保険料は市に納付します。
40歳から65歳で健康保険に加入している人(第2号被保険者)
加齢による病気(特定疾病)が原因で介護や支援が必要と認定された場合にサービスが受けられます。
健康保険料の中に介護保険料が含まれています。
特定疾病とは
- がん(がん末期)
- 関節リウマチ
- 筋萎縮性側策硬化症(ALS)
- 後縦靱帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗しょう症
- 初老期における認知症(アルツハイマー病・血管性認知症・レビー小体病)
- 進行性核上性麻痺・大脳基底核変性症及びパーキンソン病
- 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患(脳出血・脳梗塞)
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫・慢性気管支炎・気管支喘息・びまん性汎細気管支炎)
- 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性膝関節症
介護保険は社会全体で支えあう制度です
加入者の皆さんが介護サービスを利用したとき、利用者負担以外の費用は皆さんの保険料で半分を負担し、残りの半分を国・県・市が公費で負担します。
介護保険の加入者(被保険者)は年齢によって分けられます。
このページに関する問い合わせ先
すこやか福祉部 介護支援課 介護サービス担当
電話:092-580-1860
ファクス:092-573-8083
場所:本館1階