「男女共同参画社会」ってなあに?
更新日:2019年7月24日
男女共同参画社会とは、男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もっと男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ共に責任を担うべき社会です。(男女共同参画社会基本法より)
大野城市は、平成9年に男女共同参画都市宣言をして、全市を挙げて男女共同参画社会の実現を目指しています。
こんな光景、どう思いますか?
男女共同参画社会は、性別よりも個性が重視される社会です。男女共同参画社会を目指す取り組みは、「性別に関しての、つくられた意識」の枠を外して物事を見るところから始まるのかもしれません。
男女共同参画用語豆辞典
- ジェンダー
生物学的な性差ではなく、社会的、文化的につくり上げられた「性差」。成長する中で「こうあるべきだ。」として身についてしまった観念です。例えば「男が主、女が従」などと決め付けるような、人々の意識の中に根付いた後天的な「性差」のことです。 - 固定的性別役割分担意識
「男は仕事、女は家庭」、「男らしく、女らしく」というように、性別によって役割を固定的に分ける考え方のことです。 - アンペイドワーク
家事、育児、介護など、家庭や地域で行う無償労働のことです。本来なら、こうした生活に欠かせない労働は、男女が共同で行うものですが、これらのほとんどを女性が担っている、という現実があります。男女の不均衡な役割分担を見直し、仕事と家庭生活の調和をはかっていく必要があります。
では、ジェンダーの具体的な例を表す次の図を見ながら、今までの自分自身の何気ない行動についてもちょっと振り返ってみませんか?
今まで当然と思っていたことも、もしかしたら「ジェンダー」に縛られて、そう思い込んでいただけかもしれません。
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