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大野城市

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むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和5年10月~12月】

更新日:2023年12月28日

回顧と展望  

 今日は「仕事納め」の日です。激動の令和5年(2023年)の回顧と来年への思いをつぶやいてみることにします。

 今年は、ポストコロナ社会に向けて市民の皆さんの活発な動きが各方面で見られた一年となりました。地球上では地中海沿岸地域での争いと、新型コロナウイルスとの戦いが相まって、日々の平凡な暮らしの有難さを再認識させられた、悲憤と再興の年だったと言えるのではないでしょうか。

 12月になると、行く年の回顧と来る年の展望について書き物や映像に記録する機会が増えてきます。
 その一つが、ケーブルステーション福岡の新春特集「市長対談」です。元旦の放送となりますので、ご覧いただければ幸いです。
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 令和5年を振り返ってみると、コロナ禍を抜けて多くの団体で節目の周年行事が行われた1年でもありました。「市制50周年行事」のクロージングセレモニーにおけるプロジェクションマッピングとペットボトルキャップ・モザイクアートお別れ会は、出席者みんなで感動を共有することができました。
 大野城市シルバー人材センターは設立40周年、南ケ丘1区と2区は牛頸区から分区して50周年を迎え、大野城心のふるさと館は開館5周年記念行事と韓国公州大学校歴史博物館との調印式を行いました。さらには、大池区の創立35周年、大野城市スポーツ少年団の創立50周年等々、それぞれ思いを込め、工夫を凝らした、記録と記憶に残る記念事業が繰り広げられました。

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 いよいよ来年は大野城市が令和元年を初年度として進めてきた『第6次大野城市総合計画』が後期基本計画(5年間)に入ります。前期計画の進捗状況や検証を庁内で十分に行い、市民の皆さんのご意見も取り入れながら、4月のスタートに向けて計画を策定していきます。
 また、市政運営の基盤である「コミュニティによるまちづくり」の次のステージを描く『シン・コミュニティ構想』の策定も進んでいます。「シン」の字に込められた「深」「進」「新」の想いが詰まった、「まどか」な心が息づく将来ビジョンを提案します。
 計画の中に散りばめられた一つ一つの施策については、職員一丸となって丁寧かつ確実に実行に移してまいる所存です。

 さて、来年の干支は辰年、私は年男です(6回目)。市民の皆さんのご協力をいただき、昇り龍の如く勢いよく果敢に、アフターコロナ社会に横たわる課題に取り組んでまいりますので、各位には変わらぬご支援とご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。
 今年一年、「むねじのつぶやき」をご覧いただき、ありがとうございました。希望に満ちた新年をお迎えください。 

 注)新年のブログ更新は1月12日(金曜日)からの予定です。

    (令和5年12月28日 井本 宗司)


    伝承行事「餅つき大会」

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     新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い、休止していた様々な伝承行事が再開されています。かつては師走に入ると各施設や農家の庭先のあちらこちらで、餅をつく音が早朝から聞こえてきたものです。
     個人宅における餅をつく音や臼を囲み賑わう声は減ってきましたが、公民館や団体有志が地域に伝わる残された伝統をつなごうと声をかけあい「餅つき」を行っています。私は12月に入って3ヵ所の会場に激励と実践指導?に行ってきました。

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     我が家は毎年「餅つき」を続けていますが、3年間はコロナ禍で中止。今年は喪中のため取りやめとしました。
     「餅つき」で大変なのは事前の準備です。前日には餅米を洗い、大きな桶で水につけておかなければなりません。ほぼ1年ぶりとなる重い石臼を小屋から運び出し、杵は水につけて湿らせておきます。
     台所では、あんこづくりに大根おろし、きなこ等の準備が始まります。
     当日は早起きをして餅米を「せいろ」に移し、火を起こす(今は大きなガスコンロ)等の会場準備。そして、つき手が集まるのを待ちます。
     何と言っても必要なのが人力です。つき手とまぜ手がいなければ餅米は餅になりません。餅米が冷えないうちに素早くこねあげ(これが難行です)、次にテンポよくつきあげ、最後は、まぜ手が立派な餅に仕上げていきます。つき手とまぜ手の呼吸が合わないと手をついてしまうので、初心者はこの段階では見取りと応援に回ります。
     途中で、つきたての餅をあんこや大根おろし、きなこ等にまぶして大朝食会となります。これをみんなが楽しみにしています。
     つき終わってからの後片づけも大事。臼も杵もせいろも桶も、きれいに洗って次の年のために元の位置に戻さなければ「反省会」は始まりません。「反省会」は子どもから年寄りまで賑やかに進みますが、この時間がとても大切だと私は思います。来年への申し送りあり、餅つきの技の伝承ありで、世代を越えた楽しい時間を全員で共有できるからです。

     忘れかけていた日常が戻りつつあることを実感した師走の餅つき大会でした。前日までの準備や当日の運営に尽力された市内各会場のすべての皆さん、寒い中をごくろう様でした。そして、ありがとうございました。

    注)次回の更新は12月28日の予定です。

      (令和5年12月22日 井本 宗司)


      スポーツ少年団、大集合!! ~50周年記念の駅伝~  23121505.JPG

       12月の第2土曜日と決まっている大野城市スポーツ少年団の「第34回交流駅伝大会」が、12月9日(土曜日)に行われました。
       今年は創立50周年の記念大会ということもあり、全5部門に119チーム、763名のエントリーがありました(昨年は495名)。
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       本大会は1チーム5人編成で全5部門で開催されましたが、「監督・コーチ・保護者の部」には9チームが出場して記念大会を盛り上げてくれました。

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       各部門の優勝チームは、小学生低学年の部「大野北フェニックス」(ミニバスケット)、同高学年の部「釜蓋ジュニアソフトA」(ソフトボール)、小学生女子の部「大野ファイブアローズ」(ミニバスケット)、中学生の部「大野城ガッツA」(硬式野球)、監督・コーチ・保護者の部「大利ミニバスケットクラブ」でした。
       走ることは、すべてのスポーツの基本であり、特に幼少期に培われた基礎体力は、成人してからは人生を勝ち抜くための大きな財産となります。私も野球で蓄えてきたこの財産のおかげで、ここまで歩んでこれたと実感しています。

       大野城市スポーツ少年団のこの四半世紀は、私が本部長を務めたあと、井上順吾氏(現県議会議員)にタスキを渡し、そして現在の藤島正明氏へと歴史と伝統が繋がり、この1年間は感動の50周年事業が展開されてきました。
       種目の垣根や年齢、性別を越えたスポーツを愛するこどもたちを中心に繰り広げられる様々なドラマが家庭や地域の皆さんを巻き込みながら、次の10年に向けて私たちのスポーツ少年団は大きく飛躍・発展していくだろうと、交流駅伝大会の盛り上がりを見て確信しました。
       団員の皆さん!!「スポーツは人生を変える。」と信じ、目の前の鍛錬に励んでください。そして、50年後の100周年記念事業では推進役として大野城市に集まってください。未来はあなたたちのものなのです。

        (令和5年12月15日 井本 宗司)


        まどかぴあ「読書感想画コンクール」

        • 最優秀賞「ももたろう」
        • 優秀賞「じごくへいった三人」


         28回目を迎えた「まどかぴあ読書感想画コンクール」の表彰式が、12月2日(土曜日)にまどかぴあ2階ホールで行われました。今年は、市内外の保育所や幼稚園、小学校から713点の応募があり、最優秀賞に1点、優秀賞6点、優良賞9点、奨励賞5点が選ばれました。

        • 賞状授与
        • 開会行事の様子


         どの受賞作品も情景がよく表現され、登場人物の気持ちをくみとり、観る人の心に届く作品となっていました。想像力が逞しく、筆を動かす自在の力に感心させられました。
         コンクールに出品された皆さんには、作者が伝えたいことを行間から読みとる力をさらに養い、これからの道のりも色鮮やかなオンリーワン人生を歩んでほしいと願っています。

          (令和5年12月8日 井本 宗司)


          第5回市民総ぐるみ防災訓練を実施〔11月25日(土曜日)〕

           令和元年から実施している「市民総ぐるみ防災訓練」が、全世代参加型で今年も約17,000人の参加を得て行われました。当日の想定は、午後2時5分に震度6強の地震が発生。この総合的な避難訓練は、災害発生時の各機関の役割の確認や応急対策の実効性を検証し、自助、共助、公助連携による防災力と減災力の向上を図ろうとするものです。

           訓練の状況を現場の写真で報告します。
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             大野城市を南北に走る警固断層の地殻変動は、近い将来必ず起こると専門家の予測は一致しています。このような訓練を全世代、全地域が一体となって繰り返すことが、災害発生時の被害を最小限に抑えるためには不可欠と私は考えます。
             ともに動き、ともに支える地域づくりを全市民で目指してまいりましょう。当日参加できなかった方も、手許のハザードマップの確認や家族間での申し合わせを年末・年始にかけて行っていただきますようお願いいたします。

              (令和5年12月1日 井本 宗司)


              区制50周年おめでとうございます。~南ケ丘1区・2区~

               大野城市の南部に位置する南ケ丘は、昭和42年(1967年)頃から西日本鉄道が「南ケ丘団地」として分譲をはじめ、交通の便にも恵まれた閑静な住宅地として発展してきました。
               南ケ丘団地は昭和48年4月に牛頸区から分区し、新たな行政区として南ケ丘1区と2区が誕生し、50周年の節目を迎えています。


              〔10月28日(土曜日)〕南ケ丘2区・50周年記念行事の開催

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               南ケ丘の「南」という響きは温かみが感じられ、「丘」の字は大空に近く、空気が澄んでいて、陽あたりがよい地域が想起されます。昭和46年に旧自治省(現総務省)からコミュニティ都市としてモデル地区に指定された南地区です。地域の高齢化が進み、新しい課題を抱えながらも深化するコミュニティモデルを、これからの50年で創りあげていかなければなりません。

                 来週(11月24日)の更新はお休みします。

                (令和5年11月17日 井本 宗司)


                大相撲九州場所、3部屋から表敬訪問を受ける。

                 いよいよ11月12日(日曜日)から一年納めの大相撲九州場所が始まります。
                 大野城市には、東地区(大城)に「境川部屋」、南地区(南ケ丘1区)に「田子ノ浦部屋」が宿舎を構え、力士たちは、連日早朝から稽古に励んでいます。
                 そんな中、10月30日に田子ノ浦部屋、11月2日に境川部屋、そして11月9日には大野城市出身の3力士を抱える高田川部屋から大野城市役所は表敬訪問を受け、多くの職員が激励の拍手で迎えました。

                〔田子ノ浦部屋〕

                • 表敬訪問①
                • 表敬訪問②

                〔境川部屋〕

                • 表敬訪問③
                • 表敬訪問④

                〔高田川部屋〕

                • 表敬訪問⑤
                • 表敬訪問⑥

                 
                 大野城市の東地区と南地区にカラフルな部屋の「のぼり」が立ち並び、あちらこちらで自転車に乗った力士たちを見かけることができます。コロナ禍で中止となっていた朝稽古の見学も解禁となり、市役所にも「宿舎の場所はどこですか?」との問い合わせが多く寄せられています。
                 平幕優勝も珍しくない、ここ数年の大相撲です。田子ノ浦部屋の高安関、境川部屋の妙義龍関、佐田ノ海関、平戸海関、高田川部屋の湘南乃海関、竜電関の優勝争いを見たいものです。

                  (令和5年11月10日 井本 宗司)


                  『国宝平原王墓出土大鏡の世界』
                   ~特別展12月17日まで開催中~

                   大野城心のふるさと館では、開館5周年を記念して糸島市平原遺跡1号墓から出土した国宝「内行花文鏡(ないこうかもんきょう)」をはじめ、国内外の古代から現代までの鏡45点を展示した特別展を10月24日(火曜日)からスタートしました。
                  • 国宝平原王墓出土大鏡の世界 市長挨拶の様子
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                     今回の特別展には、糸島市立伊都国歴史博物館や福岡市博物館、九州国立博物館などからご協力をいただきました。
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                      4年ぶりに「番茶の会」開催

                       ひとり暮らしの高齢者の皆さんに親睦と交流の場を設けようと始められた「番茶の会」が4年ぶりに開催されました。
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                       この「番茶の会」は昭和55年(1980年)に社会福祉協議会と悠生園が主催し、「ひとり暮らしの高齢者と悠生園入所者のつどい」として開催されたのが始まりです。回を重ねるごとに各地域の民生委員や福祉委員、推進委員の方々などの協力を得ながら、その後、平成17年からは4コミュニティの運営協議会(福祉部会)を中心に会の企画・運営がなされています。中央地区は11月2日(木曜日)、北地区は11月10日(金曜日)に実施される予定となっています。
                       超高齢社会を目前に控え、地域の発展に長く貢献いただいた方々に感謝をする場として、9月に行われた「敬老祝賀会」(各行政区にて開催)とともに、40年以上続く、大野城市独自のこの高齢者崇敬事業の充実に対し、今後もバックアップしてまいります。

                        (令和5年10月27日 井本 宗司)


                        競泳界に現れた令和のトビウオ~大野城市の牟田姉弟~

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                         9月の鹿児島国体で姉弟優勝をされた牟田楓(かえで)さんと牟田蒼(あおい)さんが、10月16日(月曜日)に市長、教育長に優勝報告のため、来庁されました。
                         2人は「大野城スイミングクラブ」に所属され、北京オリンピックに出場した春口沙織さんを育てられた花村吉裕コーチのもとで頭角を現して、姉の楓さんは国体の200mバタフライ(少年少女A)で見事に優勝。8月には、インターハイでも同種目で優勝を飾った。
                         また、弟の蒼さんは国体の100m平泳ぎ(少年少女B)で優勝し、姉弟での同大会優勝を成し遂げられた。

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                         当日は母親の多恵さん、花村コーチ、米満奈美コーチ(蒼さんのコーチ)も同行され、多くの市職員の拍手に迎えられての来庁となりました。
                         競泳界に現われた大野城市在住のトビウオ姉弟、目ざすは2024年パリ五輪、2028年ロス五輪と語られる楓さん、2人には希望あふれる胸おどる時間をプレゼントしていただきました。
                         五輪出場に向けてみんなで応援していきましょう。頑張れ楓!負けるな蒼!

                          (令和5年10月20日 井本 宗司)


                          (訪韓報告)韓国国立公州大学校歴史博物館との協定更新(10月4日~6日)

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                           大野城心のふるさと館(以下、ふるさと館)が2018年(平成30年)に開催した特別展「再々発見!古代山城と水城・大野城」で公州大学校歴史博物館から資料を借用したことを契機に両館で協定書を交わしました。今回併せて実施したサポーター交流事業に参加されたふるさと館サポーターの皆さんにとっても古代山城大野城のルーツとも言える公山城のある公州市、扶蘇山城がある扶餘郡を訪れる貴重な視察ともなりました。

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                           今回の公州大学校訪問は、深化する両館の交流に対するお礼の思いが私には強くありました。7世紀に倭と百済は交流を深め、その痕跡は両国に数多く残されています。1400年を経た今、公山城と大野城を縁として、両館を中心に学術交流が一段と推進されることを期待します。
                           訪問した各所で「歓迎」横断幕などで迎えてくれた関係者の皆さんに、改めまして深く感謝の意を表します。

                            (令和5年10月13日 井本 宗司)

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