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大野城市

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むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和3年10~12月】

更新日:2021年12月27日

コロナに明け、コロナで暮れた2021年。
~感染症対策本部、会議を重ねて222回~

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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が、12月25日に福岡県内で初めて確認されました。次の波のピークまで私たちに与えられた時間は多くはありません。年末年始の帰省シーズンを控えて、私たちには第5波以降における準備の精度と学習の成果が問われていると言えます。福岡県民に向け服部誠太郎知事は、冷静な対応と県をまたぐ移動は慎重にと呼びかけられました。

 大野城市は2020年2月10日に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、いち早くPCR検査の公費負担や自宅療養世帯への食料品等の宅配サービスなどを進めてきましたが、これまでに1377人の陽性者を数えています。そして今月から、医療従事者等へのワクチンの追加接種(3回目接種)も始まっています。今後、接種券を順次送付してまいります。また、心配していたファイザー社とモデルナ社の交互接種による抗体価の値についても、十分に上昇することが確認されていますので、安心して接種会場に足を運んでいただきますようお願い申しあげます。

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 さて、大野城市は、来年4月1日に市制施行50周年を迎えます。コロナ後のニューノーマル社会に向けてのキックオフを50歳の誕生日に実施できることを願いながら、希望の年を迎えたいと思います。今年一年、「むねじのつぶやき」にアクセスいただき、ありがとうございました。来る年における皆様方のご健勝と飛躍を心より祈念申しあげます。

(令和3年12月27日記 井本 宗司)


Merry Christmas with Corona〔12月18日(土曜日)訪問記〕

 2021年の年の瀬を迎えた大野城市、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染防御の体勢をとりつつも、子どもたちはクリスマスモードにスイッチが入っているようです。

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 小中学校は、今日が2学期の終業式です。楽しみにしている冬休み、クリスマスやもちつき、お正月にはお雑煮を食べて初詣やお年玉。オミクロン株の市中感染に専門家の皆さんが警鐘を鳴らしています。ご家族の皆さんでコロナ自衛策を話し合いながら、アフターコロナ社会の一日も早い到来を願い、希望の新春を迎えましょう。

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(令和3年12月24日 井本 宗司)


紡ぐ-多様なかたちで繋がる心-
~大野東中学校の創立50周年記念式典と文化発表会~

 来年度の市制施行50周年を前にして、ここに来て、誕生50年を迎える組織の記念事業報告が続いています。
 今回は、去る12月11日(土曜日)に行われました大野東中学校(岩野展夫校長)の創立50周年記念事業をレポートします。

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 11月19日の「つぶやき」で紹介しました大野南小学校の創立50周年事業も1年延期の開催でしたが、大野東中学校 も昨年12月12日の予定が新型コロナウイルス感染拡大によって延期されたものです。
 式典実行委員会(佐藤恭子委員長)では、今なお続くコロナ禍での実施を模索し、生徒会主催の文化発表会と2部構成で事業開催にこぎ着けました。

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 昭和46年(1971年)4月に開校以来、「小中連携あいさつ運動」や「地域貢献活動」を良き校風・伝統として根付かせた50年の歩み。記念誌の編集後記にあるように、「フルマラソンの距離のように長く紡がれてきた大東の歴史と伝統を、100m走のように記念誌にまとめ、次の世代へバトンを渡すことができた。」と。
 2年がかりで50年の節目に大きな足跡を残された関係者の皆さん、ご苦労様でした。100周年という次の大きな目標に向け、これからも確実な一歩一歩を刻んでいきましょう。
 大野東中学校、「とわにとわに光あれ、力あれ、栄えあれ」(校歌より)。

(令和3年12月17日 井本 宗司)


コロナ禍でも、つなぐべきものがある。

 新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている12月5日(日曜日)、忘れかけていた日常をとり戻そうと、さまざまなスポーツ・文化芸術行事が市内各所で実施されました。
 私が訪ねた主なイベントを紹介いたします。

福岡ソフトバンクホークスのコーチ・選手による「野球教室」(大野城総合公園市民球場)

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 本多コーチのほか、栗原陵矢選手、三森大貴選手、そして大野城市出身の田浦文丸投手が指導に来てくれました。この野球教室は、現巨人軍コーチの杉内俊哉投手時代から続いていて、野球を愛する少年少女に毎回、夢と希望を運んでくれます。

「大利ソフトクラブ納会」(大野城市上大利老松神社境内)

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 高田恒男監督のもと創部34年を誇るチームも、コロナの影響で十分な練習ができない中、11月には「あまぎ水の文化村旗争奪大会」と「大野城市ジュニアソフトボール連盟会長杯」で銅メダル。また、連盟のリーグ戦は第2位の成績を残しました。
 

「筑紫地区退職教職員文化展」(筑紫教育会館)

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 36回目を迎えた文化展には、今年も「絵画」「工芸」「書」「写真」「陶芸」「俳句」など退職後に技と心を磨いてきた多くの作品が展示されていました。

星先こずえさんの「切り絵展」(大野城心のふるさと館)

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 自閉症を乗り越え、切り絵作家として活躍する星先こずえさん(大野城市在住)が、福岡県市町村職員共済組合の広報誌「ピースランド」の表紙を飾った原画を中心に作品を展示。私はその構図と彩りに、いつも感動させられます。(作品展は12月12日まで)

光の祭典(どんぽの森公園)

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 コロナ禍での開催ということで、例年よりも規模を縮小し、プレ第10回と銘打っての実施でしたが、例年以上に気持ちのこもった堂々たる灯明とイルミネーションのコラボとなっています。来年の市制50周年を飾る第10回の正式開催が今から楽しみです。(イルミネーションは来年1月7日まで点灯されます。点灯時間:17時30分~20時)

(令和3年12月10日 井本 宗司)


南コミ、みんなで50の人文字
~運営協議会50周年記念事業~(令和3年11月28日)

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 大野城市が市制を施行した1年前の1971年(昭和46年)に、南地区はモデルコミュニティとして国から指定を受けました。爾来、「まつり南風(作品展)」や「ふれあいパーティ(年末交流会)」、「南コミまつり」、「芸能発表会」などの地域行事に、市4コミのトップランナーとして積極的な取り組みを進めてこられました。
 去る11月28日(日曜日)、各公民館に集合された皆さんは牛頸ダム下の「井手2号公園」まで歩いて合流。コロナ禍のため参加者は限定され、「50周年みんなでウォーキング」と銘打っての厳粛な記念行事でした。
 自らの50周年のお祝いと来年の市制50周年につなごうという想いが込められた「50」の人文字も完成しました。(上掲左の写真はドローンで撮影)。
 先人たちの手で脈々と受け継がれてきたコミュニティによるまちづくりの原点を垣間見る、記録と記憶に残る心打つイベントとなりました。

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(令和3年12月3日 井本 宗司)


大野南小学校、一年遅れの創立50周年事業。
~南っ子、みらいにつなぐ虹の橋~

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 昨年11月14日に実施予定だった大野城市立大野南小学校(村松大輔校長)の創立50周年記念行事と式典が、先週の土曜日(11月13日)に開催されました。実行委員会〔本田央(ほんだひろ)委員長〕の皆さんには、コロナ禍で先が見通せない中、2年間にわたりオリ・パラ同様の厳しい決断と周到な準備を迫られたであろうことは容易に想像できます。
 特に、半世紀の歴史を飾るべく、入学時から励んできた昨年の6年生と、いきなり諸行事の主役となった今の6年生児童にとっては、生涯忘れ得ぬ50周年記念行事になったのではないでしょうか。

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 それでも昨年は、6年生の発案で新一年生に「ミニ入学式」をプレゼントして大きくマスコミで報道されました。校歌の一節にあるように「みんなやさしく助けあい」の精神で「みんな夢みる虹の橋」を未来に向けて架けてくれたものと誇らしく思います。

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 明治11年(1879年)に設立された「第二大野尋常小学校」は、その後牛頸中央通り東裏に移転改築され、明治43年には「牛頸尋常小学校」と改称。昭和46年に「大野南小学校」となり、現在地に新築移転、今日を迎えています。
 南っ子の皆さんが、これからも南ケ丘の高台から大野城市全域を見守ってくれることを期待いたします。

 

(注)次週の更新はお休みします。

(令和3年11月19日 井本 宗司)


ついに実現、国宝の展示!
<筑紫の至宝~国宝 翰苑(かんえん)の世界~>

 国宝級の展示が可能な博物館機能を備えた「大野城心のふるさと館」では、開館3周年を機に、いよいよ一級文化財の特別展がスタートしました。
 中国・唐の時代に張楚金(ちょうそきん)が記した歴史書『翰苑 巻第卅(まきのだいさんじゅう)』の写本(国宝/中国では既に原本・写本ともに失われている)の特別展が、11月6日(土曜日)に始まりました(国宝の展示期間は12月7日から12月19日まで)。

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 「大野城心のふるさと館」は、多くの歴史資産を有する大野城市にふさわしく、建設当初から国宝が展示できる博物館機能をもたせています。温湿度管理などの保養期間を経て、市制50周年の記念事業に間に合わせてくれました。
 コロナ下で開館3年を迎えたふるさと館ですが、今後も「つくしの歴史」を次の時代に伝えていく展覧会を順次開催する計画です。
 今回の企画では、筑紫(古代の筑前と筑後)の歴史を、興味深いストーリーとエピソードに仕立てて、見どころや歴史的意義、世界観を掘り下げています。

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 館内では、「田川市石炭・歴史博物館キャラバン展/炭坑(ヤマ)の記録、世界の記憶」や「ここふリンピック(クライミング体験)」なども行われていました。コロナ禍で工夫を重ねて頑張る職員とそれに応えてくれるお客様が創るにぎわいに、忘れかけていた日常をとり戻せた一日となりました。
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 1階のここふるショップ(カフェ)で、特別展期間中の限定メニューとして用意された太宰府天満宮にちなんだ「梅ヶ枝餅抹茶セット(400円)」をいただき、ゆっくりと余韻にひたることもできました。

(令和3年11月12日 井本 宗司)


つつじ咲く、25周年で花開くつつじケ丘区。

 平成9年(1997年)4月1日に南ケ丘2区からの分区によって誕生した『つつじケ丘』(日永田貞代区長)は、創区25周年の節目を祝う記念事業を去る10月31日(日曜日)、「つつじケ丘近隣公園」で行いました。記念事業は、当初「夏祭り」に合わせて実施される予定でしたが、コロナ禍の影響で秋に延期されたものです。

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 ところで、つつじケ丘の地名ですが、「満開のつつじが咲き乱れるような、憩いと潤いのあるまち」との願いを込めて付けられたそうです。創区当初は約600世帯でスタートした「つつじケ丘区」は現在、1600世帯を擁するまちへと成長しました。
 私は、運動会や夏まつりなどの行事に毎回出席しています。その様子は、小枝を四方に分岐して赤や紫、白、橙などの合弁花が色鮮やかに咲き誇るつつじの如く、新旧住民一体による統率のとれた集団の姿を常に見せてくれます。
 私が県議時代にお世話になった初代区長の故武富繁氏の「自分たちの区の基礎を自分たちで作っていく」というつつじケ丘区の理念は、賀来太子氏など歴代区長や関係者の皆さんによって継承されてきました。創区から25年を経て今、満開の成熟期を迎えようとしているようです。
 大野城市も来年50歳の誕生日を迎えます。その時はまた、皆さんとともにお祝いをしましょう。

(令和3年11月5日 井本 宗司)

つくしVISION2030~JC、50周年~

 筑紫地区5市の青年経済人で活動する「一般社団法人つくし青年会議所(以下、つくしJC)」(遠藤尚誉理事長)が、設立50周年を迎え、去る10月24日(日曜日)に記念式典を開催しました。

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 10月22日の「つぶやき」で、つくしJCと商工会青年部の協同事業として5市同時打上げ花火の紹介をしましたが、ふくおかコロナ警報も解除され、感染対策をとっての式典となりました。
 「自然と歴史と人間の調和~つくしは一つ~」をスローガンに掲げ、1972年(昭和47年)につくしJCは設立されています。この年は、大野城市、春日市、筑紫野市が市制を施行した年でもあります。

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 50年にわたって受け継がれた設立の理念は、「新しい地域経済をデザインする」という設立50周年運動方針に反映されました。そして具体的な近未来を描く「つくしVISION2030」も、式典の中で堂々と発表がなされました。
 筑紫地区44万人の市民に広く波及する具体的な事業を、各種団体とも連携協力していこうとする決意の表明でした。後に続くJCメンバーに対する御旗になることは間違いありません。
 私も井上春日市長も楠田太宰府市長もJC卒業生です。地域に変革をもたらす起爆剤として、また人と組織をつなぐ接着剤の如く、青年企業家たちの変わらぬ働きに期待は集まっています。

 また、つくしJCの皆さんからは、「つくし絆花火打上げ」への協賛金の中から筑紫地区5市に対し、感染症対策へと寄付の申し出をいただいています。ここに改めまして感謝申しあげます。

(令和3年10月29日 井本 宗司)

動き出した、それぞれの秋。

 緊急事態宣言が解除され、市民が待ち焦がれていた秋が、音を立てず、それぞれにやって来ているようです。
 10月16日(土曜日)、17日(日曜日)の両日、スポーツや文化の諸行事が各所で開催されました。
 今回はフォト・レポートでの「つぶやき」です。

  • DSC093251.jpg福岡都市圏で使用している水に感謝する『筑後川のめぐみフェスティバル』のオープニングセレモニー。(10月16日福岡市役所ふれあい広場)
  • DSC093312.jpg「つむぎ進化する」と銘打った『大野城市美術協会展』で絵画・写真・書などの作品を鑑賞。(10月16日大野城心のふるさと館)
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    障がいのある人たちのアート活動を支援する「NPO法人コミュニケーション・アート」2022年度版カレンダーの『原画展』を鑑賞。(10月16日大野城市下大利にあるカフェ&ギャラリー「レグラン」)
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    中止が続き、久しぶりに行われたソフトバレーボール大会『大文字CUP/トリム・レディース シニアの部』を応援。(10月17日大野城市総合体育館)
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    『第16回大野城市民ペタンク大会』激励。私の仲間たちも3チーム出場し、七日会Aチームが強豪チームを相手になんと優勝。(10月17日大野城総合公園多目的グラウンド)
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    『第46回大野城市民野球大会』では、大野城市役所チームの応援。試合はJA筑紫チームに惜敗。(10月17日大野城総合公園市民球場)
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『第39回おおの山城大文字まつり』のために準備されていた、市内10校の小学6年生による「感謝のメッセージ灯籠」などの展示会場を視察。(10月17日イオン乙金ショッピングセンター)
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つくし青年会議所と筑紫地区5市商工会青年部の協力事業「つくし絆花火」は、夜8時に一斉打ち上げ。筑紫の夜空に咲いた5輪の花に、しばしの癒やし。(10月17日場所は非公開でした)

 いずれの会場も新型コロナウイルスの感染予防のため、開閉会式をとりやめたり、入場制限や場所の非公開などを措置して開催にこぎ着けておられました。みんなで播いた新たな種は、必ずや花を咲かせ、実となって次代へとつながっていくものと私は確信します。「継続は力なり」です。

(令和3年10月22日 井本 宗司)

見事な100歳、立派なご家族。

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    新100歳の安河内サキさんのご自宅を訪問し、ご家族の皆さんと記念の1枚
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    大野城市からのお祝いフォトフレーム。似顔絵入りのメッセージが好評です。

 私は、老人週間(9月15日から21日)には例年、新100歳を迎えられる高齢者宅にお祝い状などの贈呈のため伺っています。今年は大正11年1月22日生まれの安河内サキさん(川久保在住)を10月8日(金曜日)に訪ねました。
 サキさんは、生まれも育ちも大野城市、今でも毎日畑まで歩いて行っての農作業が楽しみだそうです。

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    サキさんの亡きご主人の思い出話などで、あっという間に時間が過ぎました。記憶もおしゃべりもお見事でした。

 玄関に入ると百歳を祝う紅白の胡蝶蘭が飾られていました。また、床の間にはすでに菅義偉内閣総理大臣と服部誠太郎福岡県知事からの「お祝い状」が届いていました。お孫さんが10人、曾孫19人、玄孫4人に恵まれ、幸せいっぱいで笑顔が似合う新100歳のサキおばあちゃんに、私もたくさんの元気をいただきました。
 大野城市は高齢化率(65歳以上)は22%と若いまちですが、新100歳の方が23人、101歳以上も31人(注)を数えます。この100年で村から町へ、そして町から市へと発展を遂げた大野城。来年4月には市制施行50周年を迎えます。こちらもコロナ感染下での誕生日となりそうですが、みんなでお祝いしたいですね。

(注)令和3年8月31日現在の人数です。

(令和3年10月15日 井本 宗司)

タスキをハッピに変えて。

 今年も10月1日(金曜日)から、全国一斉に赤い羽根共同募金運動が始まりました。
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    西鉄春日原駅東口での募金活動(10月1日)
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    駅前から続く「錦町商店会」を1軒ずつ訪問。

 大野城市社会福祉協議会の「社協だより(ふくしんぼ)」2021年秋号によると、大野城市で集まった募金(昨年の総額は18,544,773円)のうち、配分金として約73%、啓発事務費として約6%が市の民間社会福祉活動に活用されています。

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    「社協だより(ふくしんぼ)」2021年秋号から抜粋

 私は、市長就任以来、交通安全啓発活動などで街頭に立つことは多くありますが、コロナ禍により中止が続いていました。10月1日の緊急事態宣言解除で、今回は久しぶりに街頭啓発活動を行うことができました。実は、今年は市長選挙があって春日原駅頭には何度か立っています。タスキをハッピに変え、心新たに募金協力のお願いとなりました。
 とはいえ、コロナ対応ということでチラシなどは直接渡せず、お願いの声も小さく、振り向いてくれる人は例年よりも少なかったように思います。
 75年の歴史を誇る「じぶんの町を良くするしくみ(共同募金)」を継承・拡大する意気込みで西鉄3駅に集合した大野城支会の皆さんが、夕刻の1時間頭を下げ続けてくれました。街頭で募金活動をされているボランティアの方を見かけられたら、どうかひと声をかけてください。あなたの「ごくろうさま!」は回りを明るくし、必ずやまちを元気にしてくれるはずです。

(令和3年10月8日 井本 宗司)

大野城市議会9月定例会始まる

 市長選挙のために他自治体より遅れて市議会定例会が始まりました。
 初日の24日(金曜日)に5期目の市政運営についての「所信表明」演説(約31分)を行いました。

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    議員席、執行部ともに間隔を空けて9月議会も始まりました。

 所信表明演説は、選挙戦で訴えたマニフェストを軸に構成しました。最優先課題の「新型コロナウイルス感染症対策」をはじめ「西鉄高架化完了後のまちづくり」、「50年目を迎えたコミュニティを基盤としたまちづくりの深化」「血が通った温かみのあるデジタル技術の活用」という4つの重要課題などについて今後の取り組み方針を提案いたしました。

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    議員諸氏、並びに市民の皆さんに5期目の市政運営に臨む所信を表明。 

 また、9月30日をもって福岡県の緊急事態宣言は解除されましたが、若い世代のワクチン接種率は低く、接種希望者分のワクチンについても各自治体とも国から十分な量を確保できているわけではありません。次に来る「第6波」への備えも私たちは怠ってはならないと全職員、肝に銘じているところです。

 さて、夏の市長選挙に続いて、次の首相を決めることになる自由民主党の総裁選挙も岸田文雄氏の選出で新しい日本丸の舵取りに注目が集まっているところです。そして、いよいよ11月の衆議院議員選挙に向けたコロナ下での熾烈な戦いの時を迎えます。与野党ともにチャンスあり。言いっ放しの議論に走ることなく、大変化が予想される次の任期内において責任政党として何をすべきか、深みのある政策論争を期待しています。

 話を大野城市議会9月定例会に戻しますが、10月4日(月曜日)には各会派の代表質問があり、その後は各常任委員会、決算特別委員会などを経て、18日・19日には一般質問(13名の議員から質問通告あり)、21日の最終日に討論・採決という日程が組まれています。コロナ下での議会傍聴には人数制限などがありますので、ぜひYouTubeで大野城市議会でのやりとりをご覧いただきますと幸いです。

 (令和3年10月1日 井本 宗司)


 
むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和3年9月】

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ファクス:092-573-7791
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