むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和3年1月~3月】
更新日:2021年3月26日
「愛郷」を掲げ、栄町公民館の大規模改修、竣工。
大野城市には全27区に機能的な公民館・集会所が31館あり、施設の長寿命化と利用者の安全と快適性を確保するために、劣化状態を点検しながら計画的に大規模改修を行っています。令和元年度には山田区、雑餉隈町区、下筒井区の改修が終わり、今年度は栄町公民館(区長:石田尚久氏/区長会長)を改修しました。
栄町公民館は、昨年8月に仮公民館として付近のマンション1階に引越しをしていましたが、先般竣工し、22日から新事務所での執務が再開されています。
旧管理人室の壁も取り除かれて1階の事務室スペースが広くなり、使い勝手がよくなっています。裏の公園の半分はすでに芝生化されており、快適な利用環境が整った集まり場所となりました。
令和3年度は、外壁や防水、空調・電気設備、鉄骨階段などの劣化のため、牛頸公民館と瓦田公民館の改修が計画されています。コロナ禍の中、コミュニティによるまちづくりを進めている大野城市にとって、地域活動や災害対応の拠点施設として、公民館の果たす役割は一段と重要視されてきています。
(令和3年3月26日 井本 宗司)
感動の卒業式~静寂の中に感動あり~
昨年は学校休業要請が政府から発出され、卒業式への出席要請はありませんでしたが、今年は規模を縮小し、時間も短縮して行われ、私も参列しました。
3月12日(金曜日)御陵中学校・卒業式
卒業生はジャスト100名。38回目となる卒業証書授与式は粛々と進行しました。コロナ禍を乗り越えて出発の日を迎えた彼等に、恩師も保護者も感無量の涙あり。
3月17日(水曜日)大野小学校・卒業式
130回目を迎えた伝統校の卒業証書授与式は卒業生が159名。新聞でも報道されていたように、次を託す5年生と事前の準備を重ね、この特別な日を迎えました。とても立派な我が母校、大野小学校の卒業式でした。私の在校時にも校庭の真ん中にそびえ立っていた「センダンの木」の解説看板が、6年生の手で鮮やかに描きかえられ、正門横に移設されていたのに気づきました。
卒業生の皆さんには、市議会議長とともにお祝いメッセージを毎年届けています。小学校卒業生には、詩人・谷川俊太郎氏の「人と出会ったおかげで、自分とも出会えた。」という出会いの大切さを悟す言葉を贈りました。中学校卒業生には、「一日は貴い一生である。これを空費してはならない。」という思想家・内村鑑三氏の「一日一生」の教えを伝えました。両校の卒業式は式典を自分たちの手で創り上げようとする卒業生の気迫が、体育館全体に緊張感を醸し出していました。
誰もが経験したことのない今年の卒業セレモニー。この時、この場、この仲間のこと、今年の卒業生は、将来必ずこの経験を活かしてくれると私は信じます。
(令和3年3月19日 井本 宗司)
私たちは忘れない~東日本大震災から10年~
東日本大震災から10年が経ちました。コロナ禍に喘ぐ日本社会に、マスコミ報道などが天変地異の恐ろしさを呼び起こしてくれています。警固断層を抱えるわがまちにも、いつ大地震が襲ってくるかわかりません。
大野城市では、「そなえよ、つねに」を心に刻み、様々な訓練や空振りを恐れない事前シミュレーションなどを重ねてきています。
3月7日(日曜日)消防団による「放水訓練」/大文字公園にて
穏やかな日常が一瞬にして奪われた東日本大震災から10年。いま私たちも、新型コロナウイルス感染症拡大の中で、非日常の生活を強いられています。したたかなウイルスは変異を重ね、止むことを知りません。これから始まる市民の皆さんへのワクチン接種が効果を発揮し、集団免疫獲得への確かな道筋を一日も早く示すことができるように、私たちは総力をあげて取り組んでまいります。
追記
■市民防災の要である春日・大野城・那珂川消防組合は、1970年(昭和45年)に発足し、50周年を迎えています。記念行事等は中止となりましたが、3月4日から一週間、まどかぴあ・ギャラリーモールにて「50周年記念パネル展」を行いました。
■心のふるさと館では、「岩手県復興ポスター展」を3月21日まで開催中です。岩手県の「いま」を是非ご覧ください。
■「被災地応援フェア」をポスター展と同時開催中です。東日本、熊本県の特産品を販売し、売上金の全額を義援金として寄付します。善意の一品購入をよろしくお願いいたします。(心のふるさと館・1階ここふるショップにて/3月21日まで)
(令和3年3月12日 井本 宗司)
体育協会50年~表彰式を開催~
公益財団法人大野城市体育協会(以下、体育協会)は、創立50周年を迎えていますが、記念行事として計画されていた「記念式典・祝賀会」や「団体交流ボウリング大会」「スポーツフェスタ」などは、コロナ禍によりすべて中止となっています。
そんな中、年度末に毎年実施されていた各部門の「表彰式」は、3密を回避し、衛生対策を徹底した上で、2月28日(日曜日)に「まどかぴあ大ホール」で行われました。
また、10年ごとの記念事業の中で選考されている「まどかスポーツ偉人伝」には、下記の3名の方が追加登録されることになり、式典で紹介されました。
功労者 | 関 明廣氏 | 体育協会 5代目会長(現職) |
大野城市体育協会の公益財団化に貢献した功績 |
重松森雄氏 | 総合体育館 館長(現職) | 大野城市総合体育館館長、陸上競技指導者として市スポーツ振興・充実に貢献した功績。1965年:ウィンザーマラソンにて世界記録で優勝、ボストンマラソンにて大会記録で優勝。 | |
競技者 | 勝木隼人氏 | 陸上競技(競歩) | 第28回世界競歩チーム選手権 50km競歩 個人・準優勝 団体・優勝 ジャカルタ2018アジア競技大会 50km競歩 優勝 |
私は、小学校時代はソフトボール、中学では軟式野球、高校で硬式野球、そして大学では軟式野球同好会、社会人となって地元の草野球チームで大活躍(?)しました。福岡県議会議員時代も、党派を超えた野球部で監督を務めました。
地元においては社会人野球連盟の会長に就任。少年野球の支援をするため、大人と子どもの団体を発展的に合流し、「大野城市野球連盟」の創設にこぎつけたのが思い出に残ります。
体育協会は、4月から「公益財団法人大野城市スポーツ協会」と名称を変更し、次の50年へのスタートを切ります。本市のスポーツ・レクリエーション分野の振興に、今後もまちづくりの中核団体として、さらに裾野を広げ発展されることを期待します。
(令和3年3月5日 井本 宗司)
ラジオで『深夜放送同窓会』~「RKBスタジオ」と「大野城まどかぴあ」の6時間2元生中継~
天皇誕生日で祝日の2月23日(火曜日)、大野城まどかぴあ(以後、まどかぴあ)は往年の深夜放送ファンで熱気にあふれていました。2011年から8年続けて開催されていた「深夜放送同窓会」が、今回はRKBスタジオと2元生中継されていたからです。
この番組は、同窓会の生みの親である林田スマさん(まどかぴあ館長)の提案で、RKB創立70周年記念企画として実施されたものです。スマさんの古巣であるRKBスタジオで「まどかぴあpresents.」と銘打って、午後1時から午後7時までのゴールデンタイムに2元生中継されたものです。
番組では、パーソナリティの井上悟さんとスマさんの絶妙の呼吸が印象的でした。
さて、今回の「深夜放送同窓会・ファイナル」の続きはどうなるのでしょうか?私たち深夜放送世代としては、なつかしいゲストを大野城市に迎えての贅沢な時間をこれからもプレゼントしてほしいのですが・・・。
ウィズ・コロナ禍にも負けず、ステージを広げてのすばらしい番組をありがとうございました。アフター・コロナ、ポスト・コロナ企画として「スペシャル同窓会・Again」を期待してしまいます。
51名の実行委員会の皆さん、企画から歌の出演等々、長時間ごくろうさまでした。
(令和3年2月26日 井本 宗司)
性犯罪ゼロの街を目ざして~動画コンクールに入賞~
福岡県警察は「性犯罪の根絶」を三大重点目標の一つに掲げて様々な啓発事業に取り組んでいます。その一つが、広報啓発を広げるために実施された「福岡ムービーアワード2020(動画コンクール)」です。
筑紫地区安全安心まちづくり推進協議会(筑紫管内5市の関係団体で構成)では、消防署と5市のキャラクターを総動員し、手作りの動画「ゆるキャラ集合!」を作製して応募していましたが、一般投票部門で優秀賞を受賞しました。
去る2月12日(金曜日)、表彰状の授与式が大野城市役所で行われましたので報告いたします。
福岡県下における昨年の性犯罪(強制わいせつ等)の認知件数は321件ですが、前年比では60件の減少となっています。
筑紫地区における過去10年間の認知件数の推移は下表のとおり減少傾向にあります。これは、各種団体による見守り、啓発活動や定例の一斉行動日(パトロール)の広がりが成果に結びついているものと確信します。1人より10人、10人より100人、地域の多くの眼で、痴漢や露出者、声掛け不審者などの取締りに協力していきましょう。
2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大野城市 | 9 | 15 | 22 | 7 | 13 | 11 | 8 | 3 | 3 | 3 |
春日市 | 17 | 13 | 21 | 12 | 39 | 19 | 4 | 6 | 5 | 5 |
那珂川市 | 6 | 7 | 4 | 11 | 14 | 8 | 1 | 3 | 2 | 0 |
筑紫野市 | 14 | 6 | 19 | 32 | 14 | 9 | 2 | 3 | 11 | 4 |
太宰府市 | 5 | 12 | 20 | 18 | 7 | 6 | 8 | 3 | 4 | 3 |
計 | 51 | 53 | 86 | 80 | 87 | 53 | 23 | 18 | 25 | 15 |
注)なお、「福岡ムービーアワード2020」の受賞作品は、福岡県警のホームページから閲覧できます。「ゆるキャラ集合!」のシーンを2コマ紹介いたします。
(令和3年2月19日 井本 宗司)
緑のトラスト協会事務所、新築移転。
公益財団法人おおのじょう緑のトラスト協会(1996年5月設立)の新しい事務所が、2月1日(月曜日)に開所しました。約15年間、活動の拠点であった大野城いこいの森中央公園内(牛頸)から御笠川3丁目のふるかわ公園内に移転しました。
新事務所の新築工事にあわせて、ふるかわ公園の整備も行い、御笠川の準工業地域に、以前とは見違えるような憩いの里山が誕生しています。公園内は4つのゾーンに区分けされ、トラスト活動を次世代に繋ぐための仕掛けも数多く施されています。
おおのじょう緑のトラスト協会の活動については、これまでに緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰や緑化功労者表彰福岡県知事賞を受賞し、市内外から高い評価をいただいてきました。新事務所は緑の少ない市街地での活動も可能となることから、まもなく50周年を迎える大野城市にとって、環境分野での展開の新たな希望となってくれることでしょう。
皆さん、是非お立ち寄りください。
(感謝)
公園の整備にあわせて株式会社ハマ・テック(大野城市御笠川6丁目)から木製のベンチやテーブル、本棚などの寄贈がありました。濱田明道社長からは一昨年にも還暦の記念として、介護施設などにひのき作りのベンチ10脚をいただいていますので、ここに報告し、感謝申しあげます。
(令和3年2月12日 井本 宗司)
『ユープレ』(青少年の居場所)オープン・・・2月1日
大野城市青少年の居場所とは、中学生から29歳までの若者なら誰でも気軽に利用できる公の施設です。下筒井公民館の移転に伴ってリニューアルをして、2月1日(月曜日)に開所しました。
1月31日には、感染予防対策を講じ、来賓などの出席者の数も減らし「開所記念式典」を開催しました。式典の中で愛称の発表もありました。公募された51作品の中から最優秀賞として「ユープレ(YOUTH PLACEの略)」〔高木幸枝さん作〕が選ばれました。YOUTHの中のYOUには、あなた(1人でも)とあなた達(複数人)の意味が含まれています。とても覚えやすく親しみのあるひびきですね。
なお、記念イベントとして大野城市子ども・若者育成会議(林田スマ会長)が企画していた「子ども・若者フォーラム」は、会場の収容人数が感染防止のために半減されることもあり、日を改めての開催となりました。
(注)緊急事態宣言中は、平日の開所時間は午後1時から午後8時まで、人数を制限しています。
1階の多目的室ですが、4月からは「ことばの教室」中学生教室が大野北小学校から移転してきます。ここでは、発声発音や聞こえが気になったり、構音障害などがある生徒さんへの通級指導が行われます。指導を受ける生徒数は年々増加傾向にあり、「ユープレ」のイベント等での実践と交流を通して、お互いの成長の場に深化してくれることを期待しています。
ユープレは緊急事態宣言下での厳しい船出となりました。このような時こそ自分たちの居場所を求める若者たちにとって共感とやすらぎの場所となり、心が癒される空間になってくれると私は信じています。開所に至るまでには多くの皆さんのアドバイスをいただきました。今後は鐘江良介所長を中心に、地域の方々やサポーターの皆さんの協力を得ながら、若者たちの新しい居場所づくりのため懸命に努力してまいります。どうか温かく見守り、お支えくださいますようお願いいたします。
(令和3年2月5日 井本 宗司)
市役所売店、テイクアウトで飲食店の応援。
大野城市役所1階にある売店〔運営者:(株)クロワッサン〕では、「飲食店テイクアウト応援!企画」に、職員だけではなく、来庁された市民の皆さんも足を運ばれ賑わいを見せています。緊急事態宣言を受けて売上げが落ち込んでいる飲食業界への協力の輪が広がっています。
この企画はパンの製造・販売をしている(株)クロワッサンの山崎貞水社長の発案で、大野城市商工会と一般社団法人大野城市にぎわいづくり協議会の協力を得て進められています。
ところで、日本フードサービス協会が発表した2020年の外食売上高を見ると前年比で15.1%減、「比較可能な1994年以降で、過去最大の減少率で、パブ・居酒屋が49.5%減、ファミリーレストランは22.4%減、全体の利用客数も17.8%の大幅マイナスだった。(毎日新聞、1月26日朝刊より)」とあります。
私も福岡県議会議員初当選から30回目の年越しとなりましたが、初めて忘年会と新年会はゼロとなりました。1回目の緊急事態宣言が発令された昨年4月以降、わが家の夕餉(ゆうげ)の食卓にはテイクアウトや宅配で揃えた各店自慢の惣菜が並ぶようになりました。
また、市役所地下には誰でも入れる食堂「大文字」があります。お客様が減っていると聞いて、久しぶりに行ってきましたが、厨房からは、いつものように「いらっしゃい!久しぶりやね。」と元気な声が飛んで来ました。人気メニューのベスト3は、日替定食(500円)、カツ丼(390円)、カツカレー(420円)です。おふくろの味が「大文字」の売りです。〔営業時間:午前11時から午後2時まで〕
非日常であったはずの時の移ろいが日常と化して、まもなく一年になろうとしています。夜になると毎日のように会合に出席して皆で舌鼓を打ちながら談笑していたのが嘘のようです。あの店もこの店も、コロナ禍での営業に苦労しておられることでしょう。せめてテイクアウトで、あるいは宅配サービスで馴染みのお店を応援してください。
(令和3年1月29日 井本 宗司)
来館者20万人達成‐大野城心のふるさと館‐
2018年(平成30年)7月21日に開館した「大野城心のふるさと館」の来館者が、去る1月16日(土曜日)、20万人に達しました。冒頭の写真は20万人目の小林優真君ご家族と記念セレモニーのあとに撮った記念の1枚です。優真君は、小学校の授業でふるさと館を見学する予定が新型コロナの感染拡大で中止となったため、この日、ご家族で来館されたということでした。
当日は、特別展「東京藝術大学・スーパークローン文化財展」の初日と重なり、館内は3密回避の態勢をとりながら、職員、ふるサポの会(館のサポーターの会)や来館者の皆さんと一緒に20万人目の来館者を出迎えました。
「大野城心のふるさと館」は、『歴史』『子ども』『にぎわい』をコンセプトに、「ここふる友の会」や「ふるサポの会」のメンバー等の協力を得、市民ミュージアムとして世代を越えた交流とふるさと再発見に努めています。歴史や文化に触れながら、「こころは密に」を合言葉に、コロナ禍を乗り越えていきたいと思います。
追記
スーパークローン文化財展、一見の価値あり。
展示室に入ると独特の音と香りが、まず五感を揺さぶります。焼損して現存しない「法隆寺金堂壁画」、保存のために一般公開が困難な「高句麗古墳群江西大墓」「敦煌莫高窟第57窟」などが、東京藝術大学で開発された超高精細なデジタル技術と日本の伝統的な保存修復技術の融合により、ふるさと館に蘇りました。
あなたも時空を超えてみませんか。
(令和3年1月22日 井本 宗司)
2部制で実施した「新成人のつどい」
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、大野城市では「新成人のつどい」を午前と午後の2回に分けて行いました。
「2部制」での実施は、すでに昨年9月に決定していましたが、実行委員会(新成人等16名で組織)では、さらに来賓等の人数を減らし、感染症対策を徹底した上で開催にこぎ着けました。
大野城市立の中学校は5校ありますが、まどかぴあ大ホールの客席数を配慮し、会場の収容人数の50%基準に対応するために午前10時30分からは大利中と平野中、午後1時からは大野中、大野東中、御陵中のそれぞれの卒業生と関係者のみで、例年以上に静かな式典となりました。
来賓の数も限定され、あいさつは私と教育長、そして卒業当時の恩師によるメッセージのみで、所要時間は40分間。
私からは、白血病を乗り越えて2024年のパリオリンピックでのメダル獲得を目ざし「努力できていること自体に意味がある」と語る池江璃花子さんのハタチの決意と、事故による車いす生活の中から今夏のパラリンピック出場にかける大野城市出身の篠原彩さんの夢と希望を諦めない生きざまをお祝いのことばとして贈りました。
また、半年前から企画・準備された実行委員の皆さんによる「お礼のことば」からは覚悟が伝わってきます。
―「自粛生活の中での成人式となりました。20歳のこの感動を忘れず、当たり前と思っていたことを大切にしながら、やさしさあふれるふるさと大野城市を私たちはこれから支えていきます。」と。
コロナ下での「新成人のつどい」は正に、「記憶に残る成人式」となりました。
(参考)
新成人参加者総数 753人(全体の70.8%)
昨年の参加率は76.7%ですが、本年は帰省等が制約された影響があると考えられます。
各中学校ごとに恩師メッセージ動画を作成し、配布リーフレット記載のQRコードから視聴できるよう工夫されていました。
(令和3年1月15日 井本 宗司)
希望の光を求めて
新年明けましておめでとうございます。
「丑」の字は、紐に通じ、曲がっていたものを伸ばすというところから「始める」「結ぶ」「掴む」などの意味があり、大願成就の意味合いを持つと言われます。本年が皆様にとって実り多き一年となりますよう祈念申しあげます。
今年の第一報は、「大野城心のふるさと館」で1月5日から行われているオリンピック・パラリンピック関連事業です。
2月14日(日曜日)には、「東京2020オリンピック聖火」がふるさと館にやってきます(午後2時から午後5時まで:当日は午後1時30分から整理券を配付)。
当日は聖火ランタンの展示や「e‐スポーツ(HADO)」の体験イベントなどが計画されています。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、コロナ禍で今年7月に延期された東京五輪について、「人々がその価値を信じ、ともに努力を続ければ、長いトンネルの先に希望の光を灯すことができる」と述べ、その意義を強調されています(読売新聞、2021年1月6日付)。また、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長も「約200日後、世界中のトップアスリートのひたむきなプレーがコロナ禍を乗り越えた世界の希望の光となるよう、まい進していきたい」と新年の抱負を述べられています(西日本新聞、2021年1月5日付夕刊)。
オリンピック・パラリンピック出場選手が見せる最高のパフォーマンスによる再びの感動を期待して今、全国各地で準備が進められています。
今年一年の潮流を決定づけることになるかもしれない東京2020大会開催の可否。緊急事態宣言の発出で風雲急を告げています。東京2020大会関係者の思いも複雑でしょうが、有効ワクチンの一日も早い確立と地球の隅々までの一日も早い普及が必須となりますが、新しい年を迎え正に時間との勝負になってきています。
(令和3年1月8日 井本 宗司)
このページに関する問い合わせ先
総合政策部 秘書室 政策秘書担当
電話:092-580-1801
ファクス:092-573-7791
場所:本館3階