| 国税庁・全国納税貯蓄組合連合会では、税について関心を持ち、正しく理解してもらうために、「税についての作文」を毎年募集しています。 平成22年度は、大野城市から河野祐輝さん・小山路まりあさん・境 優也さん・藤井亮輔さんの作品が選ばれました。 |
大野城市長賞
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『僕と税』 大野東中学校三年 河野祐輝 |
僕は、この作文を書く前まで、税金は誰が、いつ、どこで、誰に払っているのか、まったく知らず、気にもしていませんでした。でも、この作文を書くことになって、税を払っているのは自分自身だということを知りました。その中でも、一番身近に感じる税は消費税です。実際に僕自身が支払いをしているので最も身近に感じます。でも五パーセントの消費税が高いと考えたりする時もあります。なんで国は税を上げてばかりで、下げてくれないのだろうと思ったこともあります。しかし、この作文を書くためにいろいろな資料を読んだりして、僕は税についての考え方の甘さを知りました。今の日本の経済状況や税の使い道などを僕は詳しく知りもせずに、自分の都合ばかり考えて批判ばかりしてきました。
税金は僕達のために使われていました。良く見かける道路工事や水道工事、あれも国や地方で収集した税によるものだと知りました。公務員の給料も税金から出ています。つまり、父と母が公務員である僕は、国民の税金で生活をしてきたことになります。この他にも義務教育での教育費や僕達が幼い頃に遊んだ公園の設立費、病気の時に助けてくれる病院にも税は関係しています。それを知って僕は、税がこんなにも身近に存在し、僕達の生活を支えてきてくれた事を知りました。そして、これらを通じて、税についてもっと知りたいと思いました。実際、僕は調べていくうちに税にはたくさんの種類がある事を知りました。タバコやお酒を飲むのにも税がかかり、自動車を乗るのにも税がかかることを知りました。そして、今の日本の経済が赤字で借金が沢山ある事も知りました。
消費税は、ヨーロッパなどでは、二十パーセント以上の国も多く、近隣国である韓国や中国でさえ十パーセント以上の消費税をかけています。それに比べて日本はその半分位。五パーセントは、多くの国から見れば低すぎるくらいです。消費税は、全ての日本国民が関係する最も身近な税金です。その税金を高いと批判する前に僕達はまず周りを良く見て自分の事だけでなく、自分の国のためを思い少し税について考えてみる事が大切なのかも知れません。
消費税の他に、もう一つ僕が興味を持ったのは年金です。まだ僕は二十歳になっていないので直接関わりはありません。しかし、社会や経済の勉強を通じて少子高齢化を学ぶ時は、必ず耳にします。子供が減っていて、高齢者が増えているため、年金を支払う若い人達への負担が増加しているという事です。
僕がこの税の作文を書いて分かったことは、税はいつも僕達の近くにいて、一生ついてまわるものだということが調べていくうちに分かりました。僕達は税によって生活を支えられる事により、人間らしい生活が送れているのだと僕は思います。だから、税について考えることは大切だと思います。
大野城市教育長賞
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『税金について』 平野中学校三年 小山路まりあ |
私は、今まで税金と言われても消費税しかピンとくるものがなく、税金の使い道やどうして納税の義務があるのか知りませんでした。
今回、この作文を書くために税金について調べてみると、税金の種類もたくさんあることや、その税金がいろいろなことに使われていること、私たちの生活に役立っていることを知ることができました。また、日本と外国の税金の使われ方の違いについても、学ぶことができました。
まず、国に納める所得税、酒税、揮発油税などがあり、その他にも都道府県に納める税や市区町村に納める税など税金にはいろいろな種類がありました。その中でも個人が納める税金とは別に、企業が支払う法人税や事業税などもありました。
次に、納税者が納めた税金は、どのようにして使われているのか調べてみました。すると、私たちの身近なところにも税金が使われていました。学校の教科書や市町村のごみ処理費用なども税金でまかなわれています。私たちが病気やけがなどで病院にかかった時に支払う医療費の一部も税金だということが分かりました。このように、私たちが豊かで安心した暮らしができるように、国や都道府県、市町村はいろいろな公共サービスを行い、それに必要な費用を国民が納める税金でまかなっているのです。
ところが、税金だけでは国の支出を補うことができないので、毎年国は多く借金をしています。収入の半分以上が借金という悲しい現実です。この膨れあがった借金は、将来私たちや私たちの子供達まで大きな負担を背負うことになると言われています。
つまり、今後増税は避けて通ることのできない大きな課題となるでしょう。そのために、いま国会では、税金の無駄使いをなくすために事業仕分けなどの取り組みが行われています。何気なく見ていたことが、こんなにも私たちに関わりのあることだと知り、将来の日本のためにも頑張ってほしいと思います。
税のしくみは、国によって異なっていることが分かりました。例えば、消費税の割合を比べてみると、日本の五パーセントに対して北欧諸国では二十五パーセントも課税されています。消費税だけ見ると、消費者に大きな負担になっているようですが、それらの税金は医療や年金、福祉、介護などの社会保障にあてられ無料で診察を受けられるなどのサービスが充実しています。今後、日本も少子・高齢化が進み働き手が減っていき、一人あたりの負担が大きくなってしまいます。
将来、たくさん税金を納めて社会に貢献できるような人になりたいです。
筑紫県税事務所長賞
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『税金のおかげで』 大野中学校三年 堺 優也 |
僕は、五歳のときに手術をしました。予定の日より一カ月以上早く生まれた僕は、体が弱くしかも、ぜんそくをわずらっていました。とはいえ、体が弱くても、友達と遊んだりしてとても楽しい思い出はいっぱいです。しかし、五歳の時に先天性の病気が悪化して、福岡のこども病院に入院しました。その病気の名前は「バネ指」といって僕の場合は、両手の親指がずっとまがったままで動かすこともできませんでした。これだと何をするにも不自由でごはんも食べるのも難しかったことを記憶しています。このままではいけないと思った親は、手術をすることを決めたのです。その時、僕は、五歳だったけど、手術は、とても怖くて、つらいものだったことだけは、おぼえています。親は、僕のために病院に泊まってくれたりしました。おばあちゃんとおじいちゃんは、その時僕が大好きだったゾイドのプラモデルを買ってくれて、おばあちゃんが「手術を頑張ってゾイドをいっしょに作ろうね。」と言ってくれて僕はすごく勇気をもらいました。手術は成功しました。
手術が終わる前までは、両手の親指が動かなかったのでおはしもまともにもてなかったけど手術後は、ちゃんともてるようになったし他にも色々な事ができるようになってとてもうれしかったです。
手術が終ってずいぶんたち中学生になってから、「手術したことある人?」と先生がきかれ、手術や入院にとてもお金がかかることを知りました。「あの時の手術のおかげでちゃんと生活できてるけど、手術費などけっこう高かったんだろうな。」と思いました。親に聞くと「手術の費用は、国が払ってくれたんだよ。」と教えてくれました。僕は、こんな所に税金が使われているなんて、これを聞くまでぜんぜん知りませんでした。でもこの事を聞くまでは、「なんで税金があるんだろう。」と思う時が多くありました。しかし、今は「税金のおかげでちゃんと生活できてるんだ。」と思うようになりました。
僕は、自分の病気で税金のありがたみを知ることができました。税金のおかげで手術できて、毎日学校に行ったり友達と楽しく過ごすことができています。
僕は、まだ自分のお金で税金を納めているわけではないけれど、大人になったら働いてうれしいきもちで納めたいです。そして僕のような病気にかかった人たちに僕の納めた税金が役に立てばいいなあと思います。
筑紫税務署管内
納税貯蓄組合連合会会長賞
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『身近な税金』 平野中学校三年 藤井亮輔 |
「税金」と聞いて一番に思い浮かぶのは消費税です。しかし、そんな消費税でも何の意味があるのかあまり分からず払わないといけないから、ただなんとなく払っていました。しかし、よく考えてみれば、私達の生活は全て税金で成り立っているということが分かります。
私は、毎日学校に通っています。学校では教科書を使って勉強をしています。その教科書を私達は、当たり前のようにもらって、それを当たり前のように使っていますが、教科書の裏を見てみると「これからの日本を担う皆さんへの期待をこめて…」と書いてあります。私は、この作文を書く時に改めてこの言葉の重みを実感しました。税を納める事が義務のように、私達もこの期待にこたえる必要があると思います。税金を納める人達がまた気持ちよく納められるように…。また、私達の町にある学校・病院・市役所・公共の施設・道路など全て税金で成り立っていて、税金を払うことで人の命を助けたり、より住みやすい町をつくっているのです。日本国民が払う税金は、国内だけではなく、国外でも人々の生活を支えています。発展途上国の経済活動で使われていて、今にも餓死しそうな人や病気の人、食料がなくて困っている人たちなどの援助として使われています。それを知った時、私は「困っている人を助けることができるのなら何でも貢献したい!」と思いました。少しでも苦しむ人が減り、その国でも支え合いの仕組みである税金制度を取り入れ、国と国が支え合って、協力し合っていけるような世の中にしていきたいです。そのために私達国民に出来る事は、例え、五円の消費税でもその趣旨を知って快く支払うことです。これからは、支払うと言うよりも、納めると言った方が良いでしょう。
ニュースなどで「消費税が上がる」などといったことを聞くことがありますが、私は消費税がいくらになろうと快く納めようと思います。しかし、そんな税金でも無駄なく使えているのでしょうか。私は、あまり意味のないことに使っている部分もあると思います。やっぱり、納めた税金の使い道にしっかりと目を向け、高齢化が進んだ今、医療や介護、年金などの社会保障の充実が必要になってきます。その為に、数少なくなってきている働き手の人と支え合っていかないといけません。豊かな共同生活を維持していくことが大切だと思います。
もし、税金がないと、公共物がなくなったり、警察などといったとても重要な仕事がなくなったり、環境にまで被害を加えてしまいます。そういう色々な事を大切にする人達はしっかりと納税すると思います。
私達は皆、税を納める側であり、その納めた税で生活が成り立っている事を忘れずに、これから「納める」という気持ちをもって、しっかり納税していきたいです。








