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みんなで考えよう ストップ非行

非行防止は、家庭から地域から

 情報化社会の進展や深夜営業の増加、規範意識の低下など社会状況の変化は、非行の発生や犯罪に巻き込まれる機会の増大など子どもたちにも大きな影響を与えています。
 次代を担う子どもたちが、心豊かに育ち、非行のない社会をつくることは、市民すべての願いです。
 ストップ非行。非行は、家庭や地域など私たちの身の回り、生活の場で起こっています。このためには、社会全体での取り組みが必要であり、なかでも家庭、地域での子どもたちへの見守りが不可欠です。
 市民の皆さん一人一人が、非行を防止し、子どもたちを健全にはぐくむ良好な環境の実現に努めましょう。

非行の現状は

 少年(18歳未満)非行の発生は、依然として高い水準にあり、平成21年(1月~10月)では筑紫野警察署管内で、刑法犯で392人、不良行為で8,067人が検挙・補導されています。その内訳は、次のとおりです。(資料提供・筑紫野警察署、数字は延人数)

●刑法犯(窃盗、暴行など)
 刑法犯で検挙された少年は、成人を含む全刑法犯検挙者数の5割近くを占めています。このうち、窃盗(万引きなど)および占有離脱物横領が、全体の8割を超えています。これらは「初発型非行」と言い、その多くは、もの欲しさやスリルなど単純な動機から安易に行われています。
 しかし、これらは「少年非行の入口」と言われ、早期に発見し、また適切な注意、指導がされないと、集団化、常習化、悪質化します。
 窃盗の主なものは、万引き、自転車・オートバイ盗で、窃盗の9割を超えています。
 学職別では、中学生、高校生が全体の8割を占めています。
※占有離脱物横領とは
 大半は、道路や駐輪場などに放置してある自転車やオートバイなどを勝手に乗り回すことです。
※学識別とは
 少年の就学、就労の形態での分類です。

罪種別 (392人)
窃盗 194人 49%
占有離脱物横領 132人 34%
傷害その他 66人 17%
円グラフ
学識別 (392人)
中学生 204人 52%
高校生 109人 28%
無職その他 79人 20%
円グラフ

●不良行為
 不良行為では、深夜はいかいおよび喫煙が全体の9割を超えています。これらは、子どもたちからの「非行のサイン」であり、そのまま放置すると、次への非行とエスカレートするおそれがあります。
 学職別では、中学生、高校生、が5割を超えています。
※深夜はいかいとは
 深夜とは、午後11時から翌日の午前4時までの時間です。福岡県青少年健全育成条例では、深夜の18歳未満の子どもたちの外出制限やゲームセンターなどへの入場禁止を行っています。

行為別 (8,067人)
深夜はいかい 4,929人 61%
喫煙 2,714人 34%
無断外泊その他 424人

5%

円グラフ
学識別(8,067人)
無職 2,551人 32%
高校生 1,929人 24%
中学生 2,216人 27%
有職 1,160人 14%
大学生その他 211人 3%
円グラフ

非行を未然に防ぎ、なくすためには

●まず、一人一人が規範意識を高めましょう
 万引きは、「ゲーム感覚」「おもしろ半分」でも、犯罪です。また、自転車の「ちょっと拝借」も犯罪です。
 「子どもがしたことだから」、「たかが~だから」など放置しないで、やった事の「重み」や「痛み」を感じ、自覚させることが大切です。家庭や地域など生活の場で「してはいけないこと」など社会のルールや規範意識を一人一人が大切にし、また実践し高めて行くことが必要です。

●非行が起こりにくい環境づくりが大切です
 子どもたちの非行の多くは、万引き、放置自転車の乗り回し、深夜はいかいなどであり、これら非行が起こりにくい環境づくりが大切です。
店舗における見通しの良い商品陳列、監視ビデオの設置、放置自転車の整理、子どもたちへの声かけ
自転車の二重施錠、駐輪場などにおける自転車の未放置
家庭における夜間および深夜外出への見守り
地域における非行などを目撃した場合の警察などへの通報、連絡

●家庭での見守りが大切です
 子どもたちは、さまざまな体験を通して、心や体を成長させ、規範意識や基本的な生活習慣を身に付け、また人格を形成していきます。そして、これらの基礎は、家庭にあります。
 家庭では、小さいころから「していいこと、してはいけないこと」「我慢すること」などの基本的なしつけが大切です。日ごろから子どもたちの言動や生活態度に気を配り、「いつもと違うな」「ちょっと変かな」と感じたら、早期に、しっかりと対応することが必要です。

●新ストップ非行県民運動 筑紫地区における取り組み
 福岡県は、全国でも非行が多いことから、平成18年度からの3カ年事業に引き続き、さらに非行防止の推進を図るため、平成21年度から3カ年計画で「新ストップ非行県民運動」を展開しています。
 筑紫地区でも、警察、学校および地域などと連携し、非行防止の取り組みを行います。本年度の主な取り組みは、次のとおりです。
筑紫地区すべての小学生、中学生などを対象とした万引き防止などの啓発活動
筑紫地区4市1町ごとの街頭啓発活動
小・中学校に対する巡回時着用ベストの配布

子どもたちへ
 万引きなど非行は、軽い気持ちでも、家族を悲しませたり、大切な友達をなくしたりします。また、非行を繰り返すと、「悪いこと」という気持ちがだんだん薄れ、次の非行につながったり、また、犯罪に巻き込まれることがあります。
 子どもたち一人一人は、かけがえのない大切なものであり、また、無限の未来、可能性があります。そのためには、社会規範や生活態度を学び、身に付け、自分自身を大切に行動しましょう。

チラシの表面 チラシの裏面
▲非行防止啓発チラシ

 

問い合わせ先

 安全安心課生活安全担当
 電話 092-580-1897、092-580-1898
 ファクス 092-572-8432
 メールアドレス daianzen@city.onojo.fukuoka.jp
 場所 市役所 本館2階〔〒816-8510 大野城市曙町二丁目2-1