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平成21年筑紫野警察署の取り組み

「筑紫地区安全安心まちづくり」の成果を期して

 筑紫地区では、平成19年から21年までの3年間で、犯罪・交通事故・火災の発生件数を3割減少させることを目標として、「筑紫地区安全安心まちづくり」に取り組んでいます。
 平成21年はその取り組みの最終年であることから、筑紫野警察署では、目標達成のため特に力を入れて取り組むべき重点として、次の6つの目標を定め、これらを実現するための具体的な取り組みを決定しました。
 筑紫地区の皆さんに、安全・安心を実感してもらえるよう、各部門の垣根を越え、署員が一丸となって、力強い警察活動を推進していきます。


重点目標1:暴力団犯罪の撲滅

 暴力団による犯罪を徹底検挙し、社会から隔離します

管内の治安状況
 管内では、暴力団の抗争事件などは発生していませんが、平成19年11月、警察官がけん銃を所持した暴力団を格闘の末、検挙した事案が発生するなど、予断を許さない状況にあります。
 また、県内には指定暴力団である「四代目工藤會」「道仁会」「三代目福博会」「太州会」「九州誠道会」の5団体のほか、「六代目山口組」が進出してくるなど、暴力団が依然はびこっています。
主要施策
暴力団やその関係者に対する徹底した取り締まりの推進
暴力団排除活動の積極的な推進
暴力団が関与する刑事・生活安全関係事犯などの取り締まり強化
「三ない運動」暴力団を利用しない、恐れない、金を出さない
活動目標達成に向けた具体的な取り組み
暴力団による犯罪は決して見逃さず、徹底的に取り締まります。
自治体や企業などに対する暴力団排除の強化に向けた働きかけを行います。
暴力団対策法を効果的に適用して、みかじめ料要求、高金利の取り立て行為などの不当要求に対する中止命令や、暴力団事務所の使用制限命令などを積極的に発出し、暴力団の活動封圧を図ります。
暴力団が関与する風俗店経営、ヤミ金融事犯、不法投棄・焼却事犯などの取り締まりを強化します。

重点目標2:街頭犯罪等身近な犯罪の抑止

 犯罪発生件数5,800件以下を目指します

管内の治安状況
 犯罪については、平成19年以降「3年間で3割減らす(年間5,800件以下にする)」を目標として取り組んだ結果、平成20年の犯罪発生件数は約7,000件と、前年比5%減となり、一定の成果が現れました。
 しかし、車上ねらい、ひったくりなどの犯罪は増加傾向にあり、予断を許さない状況にあります。
主要施策
パトロールなど街頭活動の強化
地域における犯罪抑止機能の強化
女性、子どもおよび高齢者の安全を守る施策の充実・強化
多発する重要窃盗犯の検挙向上
効果的な情報発信活動の推進
活動目標達成に向けた具体的な取り組み
パトロール中の職務質問を徹底し、犯罪の抑止・検挙活動を強化します。
毎月第2・第4金曜日の「一斉街頭活動の日」を中心とした住民・行政・関係機関との協働活動を推進します。
ボランティアリーダー研修会や防犯教室を開き、皆さんの防犯活動を支援します。
振り込め詐欺の被害防止対策を強化します。
「門灯点灯運動」を行政と連携して促進し、夜間の犯罪を抑止します。
強盗等重要事件に発展するおそれのある住宅対象の侵入盗、ひったくりの早期検挙を図ります。
交番等連絡協議会の開催、地域の会合への参加を通じ、積極的に管内の犯罪発生状況などについて情報提供します。

重点目標3:少年非行の抑止

 住民と一体となって少年非行を減らします

管内の治安状況
 昨年は、多くの不良行為少年を補導することにより、少年による犯罪を減少させることができましたが、罪を犯す少年は依然多く、また最近では出会い系サイトを利用した児童買春など、少年が被害者となるケースが増加しています。
主要施策
少年の規範意識の醸成
非行少年等の立ち直り支援活動の推進
少年の性的被害などにかかる犯罪の取り締まりおよび有害環境の浄化
少年補導の徹底
少年事件の積極的検挙
活動目標達成に向けた具体的な取り組み
中学、高校や地域社会と連携し、少年の規範意識の醸成に資する活動や、健全育成、立ち直り支援活動などを積極的に推進します。
少年の福祉を害したり、少年に有害な影響を与える犯罪を取り締まります。
出会い系サイトの危険性の周知を図るなど、少年の健全育成を阻害する有害環境の浄化を図ります。
少年補導を徹底し、万引きなどの犯罪も看過することなく、積極的に検挙します。

重点目標4:交通事故の抑止

 人身事故発生件数2,800件以下を目指します

管内の治安状況
 昨年は一昨年に比べ、交通事故の発生件数、死者数および負傷者数すべてにおいて減少するなど一定の効果は見られましたが、県下警察署別に見るといずれも最多(ワースト1)であり、大変厳しい状況が続いています。
主要施策
お先にどうぞ運動(交通モラル・マナー向上)の推進
高齢者の交通事故抑止対策の推進
安全・安心で快適な交通環境の整備
効果的な交通指導取り締まりの推進
活動目標達成に向けた具体的な取り組み
幼稚園児、小・中・高校生に対し、自転車の安全利用促進対策を推進します。
飲酒運転撲滅のため、ハンドルキーパー運動などを推進します。
すべてのシートベルト着用促進を推進します。
高齢者交通安全講習や反射材の普及促進に取り組みます。
自転車の通行環境整備や通学路の安全対策を推進します。
交通事故に直結する悪質・危険性の高い違反や迷惑性の高い違反を重点に取り締まります。

重点目標5:重要凶悪事件の徹底検挙

 迅速な初動措置と緻密な操作を徹底し、検挙率の向上を目指します

管内の治安状況
 昨年は殺人事件が1件発生しましが、この事件は被疑者を検挙して無事解決し、強盗・性犯罪等の重要凶悪事件についても検挙率約80%を達成しました。
 しかし、依然未解決のままの重要凶悪事件もあり、予断を許さない現状です。
主要施策
迅速・的確な初動捜査の実施
高度な鑑定技術を駆使した科学捜査の推進
活動目標達成に向けた具体的な取り組み
徹底した現場付近の聞き込み捜査、鑑識活動などを行い、殺人事件は100%、そのほかの重要凶悪事件についても80%以上の検挙を目指します。
平成17年に発生した「永岡〔筑紫野市〕における独居老人殺人事件」についての情報がありましたら
 筑紫野警察署 電話 092-929-0110
に連絡してください。
 皆さんの協力をお願いします。

重点目標6:重大テロ等の未然防止

 テロ等の脅威から住民を守ります

管内の治安状況
 世界各地でテロ事件が発生する中、日本もその標的に名指しされており、特に九州の玄関口である福岡をテロから守る重要性が高まっています。
 また、日本を取り巻く国内外の情勢から右翼・過激派などの活動の活発化も予想されます。
主要施策
県民をテロなどの脅威から守るための総合的な施策の推進
重要防護対象の警戒警備の推進
来日外国人組織犯罪対策の推進
右翼・過激派による不法行為の未然防止と検挙
活動目標達成に向けた具体的な取り組み
重要防護対象の警戒警備の徹底によるテロ事件の未然防止を図ります。
来日外国人の不法滞在・不法就労や同助長罪の徹底的検挙を図ります。
右翼団体の政治活動を隠れみのにした不法行為の徹底的取り締まりを行います。
過激派のアジト発見および不法行為の徹底検挙を図ります。