7.【下水道の役わり】下水道は何のためにある?
更新日:2022年9月12日
使ったあとの汚れた水「汚水(おすい)」と、「雨水(うすい)」をあわせて、「下水(げすい)」といいます。下水にはどんな役わりがあるのでしょうか。
下水道の役わり
1.きれいなまちを守る「衛生(えいせい)」
もしも、よごれた水をそのまま家の外に流したら、どうなるでしょうか?まちや川はどんどんよごれていき、ひどいにおいがします。さらに害虫(がいちゅう)が発生したり、病気のもとになる菌(きん)がふえたりする原いんにもなります。
よごれた水を下水道に集めることで、きれいなまちを守ることができるのです。
2.大雨から守る「浸水(しんすい)」
台風などで大雨がふると、道路が水びたしになり、家の中にまで水が入ってきたりすることがあります。 こうしたさいがいのことを「浸水(しんすい)」といい、大野城市でも起こったことがあります。
そこで、まちに降った雨は、下水道に集めて海や川に流すようにしました。こうすることで、まちが水につかるのをふせぐことができます。
大雨からまちやわたしたちのくらしを守ることも、下水道の大切な役わりなのです。
3.自然を守る「環境(かんきょう)」
下水道が作られるまで、家や学校で使ったよごれた水は、そのまま川や海に流していました。そのため、川や海は、魚が住めなくなるほどよごれてしまいました。
そこで考えられたのが、下水道というしくみです。よごれた水は下水道に集め、処理場(しょりじょう)できれいにしてから流すようにしました。
こうすることで、川や海などがよごれなくなり、美しい自然を守ることができるようになりました。
わたしたちにできること
わたしたちが使った水はきれいになって、自然に帰っていきます。
では、毎日水を使うわたしたちにできることは何でしょう。
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