8.わたしたちにできること
更新日:2022年9月12日
わたしたちが、ふだん何気なく使っている水道の水は、地球上の自然をめぐっている水のほんの一部です。
わたしたちは、水がなければ生活することができません。きれいな水を、いつまでも使い続けるために、わたしたちにできることはなんでしょうか。自分にできることを考えて、かぎりある水をみんなで大切に使っていきましょう。
水げんを守る
水げんである山や川がゆたかできれいであることは、水がきれいであることにつながります。川や海にごみを捨てないことはもちろん、せいそう活動や木を植える活動に参加するなど自分にできることがあればぜひ、ちょう戦してみてください。
水をむだにしない
歯みがきをする時、手をせっけんで洗う時など、使っていないのに水を出したままにしていることはありませんか。じゃ口をこまめに止めたり、おふろの残り湯をせんたくに使ったりすると、水を節約することができます。ふだんの生活の中で、水がむだになっている場面がないか、考えてみましょう。
下水道を正しく使う
使った水を下水道に流すときには、ルールがあります。下水道がつまると、汚水が流れなくなってしまうことがあります。下水道をつまらせたり、きずつけたりするものを、流さないようにしましょう。
たとえば、台所やトイレではどのようなことに気をつけたら良いでしょうか。
台所で
ゴミや油を流しにすてると、下水道の中で固まってしまい、下水道管がつまる原いんになります。また、下水処理場(げすいしょりじょう)にいる微生物(びせいぶつ)は、油がとても苦手です。 油は、流しにはすてずに、いらない紙や布にすわせて、もえるごみとしてすてましょう。
トイレで
ティッシュペーパーなど、水にとけないものをトイレに流すと、下水道管がつまる原いんになります。トイレには、トイレットペーパー以外のものを流さないようにしましょう。
ティッシュペーパーとトイレットペーパー、水のとけ方にはどのくらい違いがあるのでしょうか。実験してみました。
水を入れたそれぞれのコップに、ティッシュペーパーとトイレットペーパーを入れます。
1分間、わりばしでグルグルまぜると?
トイレットペーパーはトロトロにとけました。でも、ティッシュペーパーは形が残ったままです。
トイレットペーパーは、水にとけやすいように作られているので、トイレに流しても大丈夫です。
水道、下水道についてもっと調べてみたい人はこちら
- 福岡地区水道企業団(外部サイトにリンクします)
- 御笠川浄化センター(外部サイトにリンクします)
- 「ありがとう筑後川」福岡都市圏広域行政事業組合(外部サイトにリンクします)
- 水資源機構(外部サイトにリンクします)
- 福岡県下水道管理センター(外部サイトにリンクします)
- 政府広報オンライン 暮らしを支える「水の循環」(外部サイトにリンクします)
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