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DVとは

更新日:2017年08月17日

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは

symbolmark夫や恋人など、親しい間柄にある、またはあった男女間で、主に男性から女性に対してふるわれる暴力のことを言います。ここでいう暴力とは、単に殴るなどの身体的な暴力だけでなく、精神的暴力や性的暴力なども含みます。その仕組みは、女性が男性に比べて弱い立場や地位におかれる傾向のある社会で、男女間の不平等な力関係によって男性が女性を支配したり、差別したりすることによって起こるものです。DVは家庭の中などの孤立した空間で継続的に行われ、放置していると、次第にエスカレートしていく傾向があります。

右図:女性に対する暴力根絶のためのシンボルマーク

                 

いろいろなDVのかたち

  • 身体的暴力:殴る・蹴(け)る・小突く・髪をひっぱる・首をしめる・腕をねじる
  • 精神的暴力:怒鳴る・無視する・暴言を繰り返す・交友関係を細かく監視する・発言権を与えない・人前で侮辱する
  • 性的暴力:性行為の強要・見たくないポルノビデオを見せる・避妊に協力しない・中絶を強要する・脅しや暴力的な性行為をする
  • 経済的暴力:生活費を渡さない・仕事に就かせない・家計を厳しく管理する
  • 子どもを巻き込んだ暴力:子どもに暴力を見せる・子どもを取り上げる・子どもを危険な目に遭わせる

DVと子ども

家庭内で起こるDVは子どもたちにも深刻な影響を与えます。子どもは暴力を目の当たりにすること(面前DV)により、心に大きな傷を負うことになります。
夫の暴力が子どもに及ぶこともあり、また妻自身も子どもを虐待してしまうこともあります。さらに、両親の暴力を見て育った子どもが、暴力による人間関係を学習し、将来人間関係がうまく築けなかったり、DVの加害者や被害者になってしまったりすることも考えられます。
家庭という閉ざされた空間で、不平等な力関係のもとに繰り返し行なわれますので、周囲の人は気づきにくいのが特徴です。

DVから逃れて

あるDV被害者の手記

結婚後2年くらいしてから、夫の暴力が始まりました。虫の居所が悪いというのか、生活費のことやちょっとしたことでひどくたたかれ、子どもの前でもおかまいなしでした。このままでは殺されると思って市役所に相談すると、逃げるところがあると教えてくれました。
ある日、荷物をまとめて子どもたちと家を出て、市役所へ行き、それから民間シェルターに来ました。どんなところなのか、どんな人がいるのか、大変不安でしたが、スタッフが優しかったので、安心しました。数日後、夫が実家や子どもの学校に探しに来たことなどを聞き、すごく不安になりました。しかし、スタッフと一緒に警察に実家をパトロールしてもらったり、学校にも秘密を守ってもらうようにしました。
それから仕事に就き、アパートを探して自立しました。離婚は調停でまとまらず、裁判に訴え1年くらいかかりました。弁護士の費用は法律扶助協会から借り、月々返しています。今は、二人の子どもと一緒に思い切り笑うことができてとても幸せです。

Q&A DVを理解しよう

質問:暴力をふるわれるのは女性にも問題があるのでは?

回答:「言うことを聞かないからだ」「教育してやっただけだ」「愛のムチだ」と加害者は言い逃れをしますが、暴力は、ふるう側に責任があり、どんな理由があっても許されるものではありません。女性が「私が悪いのでは…」と思い込む必要はありません。まして、男性が女性を教育するものだという考えは、男女が平等で対等だという意識が欠けています。

質問:暴力をふるう男性は特別なタイプの人なのでしょうか?

回答:加害者男性の年齢・学歴・職業はさまざまで、高学歴で社会的地位のある人の場合も多いのです。家庭の外では温和で愛想がよく「えっ?なぜあんなやさしそうな人が…」と思われる男性が加害者である場合もあります。女は男に従うのが当たり前と考え、常に優位に立ちたい男性は、女性が従わないと腹を立て、攻撃的になりがちです。

質問:イヤなら逃げたらいいのではないですか?

回答:暴力に傷つき、動揺し、自分に自信をなくしている状況が長く続くと、逃げる気力も体力も失われてしまいます。その上、経済的な不安、子どもや親、きょうだいのことを考えたり、うまく逃げられなかったときに、もっとひどい目にあうのではないかとおびえたりして、逃げるきっかけを失ってしまうのです。

質問:暴力をふるっても、子どもには父親が必要でしょう。子どものために我慢するしかないのでは?

回答:暴力の加害者と被害者である両親を見ながら育つなんて、子どもはどんなにつらい思いをすることでしょう。時には子ども自身にも暴力がふるわれることがあり、家庭は恐怖の場になってしまうのです。このような体験は、子どもの心身の発達に大きな影響を与え、時には大人に成長してから自分自身が被害者になったり、加害者になったりして苦しむ場合もあります。

男女共同参画市民意識調査結果

市では「平成28年度大野城市男女共同参画市民意識調査」の中で、DVに関する調査も行いました。
「素手で殴る・たたく・足で蹴る」など身体的な暴力を一度でも受けたことがある女性は全体の18.5%(約5人に1人)、「大声でどなる」(精神的暴力)38.3%(約3人に1人)、「嫌がっているのに性的な行為をする」(性的暴力)10.5%(約10人に1人)など、DVが身近なところで起こっていることが分かります。
下記リンクより「平成28年度大野城市市民意識調査」報告書(抜粋)を見ることができます。
  
   「平成28年度大野城市男女共同参画市民調査」報告書(配偶者等からの暴力について)(PDF:823KB)
    
以前は、夫婦間の暴力は「犬も食わない」とされ、私的な問題として閉ざされてきたために他人が介入できず、表面化しにくい問題でした。しかし、DVは単なる男女の問題とか、特殊な夫婦間の問題ではなく、人権問題として取り組む必要があります。

このページに関する問い合わせ先

企画政策部 人権男女共同参画課 人権・男女共同参画担当
電話:092-580-1840
ファクス:092-573-7791
場所:新館2階

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