むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和4年7月~8月】
更新日:2022年8月12日
故佐藤陽子さんを偲ぶ
「大野城まどかぴあ」2代目館長の佐藤陽子さんが、去る7月19日(火曜日)急逝されました。
初代館長の版画家・池田満寿夫氏(故人、芥川賞作家)とは、1980年(昭和55年)に「結婚宣言」をされ、熱海市に拠点を構えられ、世界的バイオリニストとして活躍中でした。
2009年4月に林田スマ現館長にバトンを渡された後も、10月(佐藤陽子さんの誕生月)には「名誉館長バイオリンコンサート」を隔年で開催されていました。客席は全席予約制でしたが、毎回超満員で、語りを交えてのバイオリン演奏は陽子ファンにとって至福の時間となっていました。(写真は2019年コンサートのポスター)
病気療養中であったとの報道でしたが、私は6月26日(日曜日)に「まどかぴあ」でお会いしました。初代館長の功績を称えて1998年に始まった『版画ビエンナーレ』の表彰式に審査員として出席のための来福でした。表彰式の後は展示会場にも足を運ばれ、ギャラリートークでは池田満寿夫大賞作品などについてコメントをいただきました。
佐藤陽子さんは、ビエンナーレ終了後の慰労会には必ず顔を出され、鯨料理に舌鼓を打ちながら日本酒を嗜んでおられました。もちろん6月26日は私も同席させていただきました。名誉館長の就任依頼に熱海のご自宅を訪問した時にも、行き付けのお店でご馳走になり、楽しい時間を過ごしたのが昨日のことのように思い出されます。
バイオリンと声楽を極め、慕って集まって来られる仲間をこよなく愛し続けてこられた佐藤陽子さん、大野城市への長年のご功労に衷心より感謝申しあげます。御霊の安からんことを市民とともにお祈りいたします。
(令和4年8月12日 井本 宗司)
モザイクアート作製にあなたのご協力を! 
~ペットボトルキャップご提供のお願い~
市役所1階ロビーに今、ペットボトルキャップ収集ベア(ふ~太君)が置いてあります。
今年は市制50周年記念事業として、集まったキャップでモザイクアート(タテ5.4メートル、ヨコ10.8メートル)を作製します。
収集場所
8月19日(金曜日)まで
大野城市役所1階ロビー
8月22日(月曜日)~9月22日(木曜日)
大野城市総合福祉センター
9月26日(月曜日)~10月31日(月曜日)
大野城まどかぴあ
目標は45000個ですが、特に石垣用の灰色キャップが不足しているようです。できあがったアート作品は12月4日(日曜日)の50周年記念式典で披露されたのち、まどかぴあや各コミュニティセンターなど市内の公共施設で展示いたします。
展示後は、使用したキャップをリサイクルし、その利益を発展途上国の子どもたちへのワクチン(約55人分)として今年も提供することにしています。市制50周年事業にみなさんの善意の手をお待ちします。
(令和4年8月5日 井本 宗司)
夏の特別展(心のふるさと館)に行こう!
九大からの贈り物~世界中の昆虫標本やアンモナイトなど必見の展覧会開催中~
大野城心のふるさと館(赤司善彦館長)では、夏の特別展として『九大のお宝、み~つけた!「知」のワンダーランドへようこそ』を開催しています(9月4日(日曜日)まで)。私は初日の7月16日(土曜日)に行ってきました。
ご協力いただいた九州大学総合研究博物館には、約155万点の標本資料が保存されています。特別展では、昆虫や鉱石、化石など自然科学を中心に9分野から選りすぐりの標本や資料が所狭しと展示されています。
「今日の展覧会が一番おもしろかった」という小学生の喜びの声が届いています。子どもたちの好奇心を満たしてくれるこの特別展に、夏休みの思い出としてご家族おそろいでご来館ください。
(令和4年7月29日 井本 宗司)
大野城市消防団、ダブル優勝【7月17日(日曜日)】
新型コロナウイルス感染症の影響で2年間中止を余儀なくされていた筑紫地区消防操法大会(隔年開催)が7月17日(日曜日)に筑紫野市で実施され、大野城市消防団(田中元春団長)が自動車ポンプの部で4連覇、小型ポンプの部は6連覇を果たしました。
大野城市消防団は6つの分団で編成されていますが、今回の大会には2年前の大野城市大会で代表を勝ち取っていた本部分団(自動車)と第三分団(小型)が出場しました。
訓練開始式の5月16日(月曜日)から週3回の訓練を重ねてきましたが、選手たちは年度当初からも自主訓練で基礎体力を養ってきていました。ダブル優勝は消防署の指導員の適切な指導と他分団の強力な応援体制によるところ大なるものがあったと聞いています。
また、大会に向けては地域の皆さんが「操法大会出場実行委員会」(野英機会長)を結成し、分団OBや職場、家族の皆さんとともに万全な応援体制を敷いてバックアップをしてこられました。その団結力こそが、この一発勝負の水出し操法で実力を十分に発揮することができた遠因であろうと思います。
大野城市が市制施行50周年を迎えている記念の年の快挙に市民あげて拍手をおくります。9月4日(日曜日)の県大会でもダブル優勝を果たし、10月に千葉県市原市で行なわれる予定の全国大会(今回は小型ポンプの部)において、伝統を誇る大野城市消防団の結束と質の高い操法技術を堂々と展開してくれることを消防団OBとして私も期待しています。
(令和4年7月22日 井本 宗司)
山笠と参院選
最速の梅雨明けでコロナ禍での行事が心配される暑い夏の到来です。
今年は、3年ぶりに博多祇園山笠(ユネスコ無形文化遺産)の「オイッサ」の掛け声が戻ってきました。大野城市では、「十六番山笠(ソラリア)」の『一飄風造御笠森/人形師:小嶋慎二』が話題となりました。日本書紀に記されている神功皇后伝説「御笠の森」を再現した見事な飾り山笠でした。大野城市に伝わる神話を題材にした山笠が初めて天神ソラリアプラザに立ちました。本日早朝の「追い山笠」で櫛田入りを果たし、博多の夏の伝統行事はフィナーレを迎えました。
また、6月22日(水曜日)に公示されました第26回参議院議員通常選挙は、7月10日に新しい顔ぶれが確定しました。選挙戦の最終盤(7月8日)、安倍晋三元首相が白昼の街頭演説中、凶弾に倒れるという前代未聞の蛮行が安全神話の危うさを私たちに投げかけることになりました。故人のご功績に深甚なる敬意を表し、衷心よりご冥福をお祈り申しあげます。
開票結果は、自公連立政権の大勝と言えましょう。今後、岸田政権にはロシアのウクライナ侵略や円安に起因する当面の物価高やエネルギー対策、さらには安全保障や社会保障、コロナ対策や財政改革をはじめ山積する諸課題に対し果敢に取り組んでいただきたいと思います。
福岡選挙区(投票率48.7%)は、大家敏志氏(3期目)、古賀之士氏(2期目)、秋野公造氏(3期目)が当選を果たされました。511万県民の福祉施策や安全安心の国づくりのため縦横無尽の活躍を期待いたします。
ところで、昨年の夏は大野城市長選挙はコロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言下で行なわれ、32.0%と近年では最低の投票率となりました。今次参院選では大野城市の投票率は3年前の参院選を8.6ポイント上回る51.9%でした。大野城市では、有権者の皆さんに期日前投票をお願いするなど広報活動を強力に進めた成果が出たものと考えます。
来春の統一地方選挙での投票率アップに向け、もう一段の手立てを、今後考えていかなければなりません。
(令和4年7月15日 井本 宗司)
九州ハニーズ(女子野球)と連携協定
市役所表敬訪問について5月20日の「つぶやき」で紹介した女子硬式野球クラブチーム「九州ハニーズ」と、大野城市は7月4日(月曜日)に『連携協力に関する協定』を締結しました。
九州ハニーズと相互協定することで本市が「女性活躍のまち」「スポーツ振興のまち」として、認知度が高まることを期待しています。
具体的には、まず九州ハニーズの練習場の確保等についての支援や、広報・SNS等によるチームのPRを大野城市が行ないます。また、市民応援デーやスポンサー募集協力などの活動が考えられます。
九州ハニーズは、市の講演会やスポーツ教室等で指導していただき、女性活躍のPRやスポーツによる体力向上、地域活性化に協力いただきます。また、九州ハニーズでは、将来15歳以下女子中学生チームの編成などの大きな構想があり、今後は市としてのバックアップの方法など検討していきます。
大野城市は、これまでプロ野球選手を多く輩出してきていますが、女子プロ野球が復活し、本市を拠点とする九州ハニーズが九州リーグで、そして全国リーグで活躍してくれることを夢に描いて、チームの応援とファンの獲得に協力してまいります。
現在、全日本女子野球連盟では女子野球で町おこしをしようと「女子野球タウン認定事業」が進められていると報道されています。まずは、女子野球の価値を見い出し、市民の1人でも多くが九州ハニーズをサポートしてくれることが大きな一歩の始まりになると思います。
(令和4年7月8日 井本 宗司)
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