むねじのつぶやき(市長のフォトレポート)【令和5年4月~6月】
更新日:2023年5月26日
職員への訓示
市長就任以来、「新規採用職員」と「新任課長」「新任係長」に対し、直接私の考えを示し、問題意識を共有するために一連の研修プログラムの中で「市長訓示」の時間をもらっています。
【4月4日(火曜日)】新規採用職員へ 【5月12日(金曜日)】新任課長へ
次の時代に必ず変わること、そして、そのために今なすべきことを少しでも共有できれば貴重な時間になるのではないかと考え、準備し、語りかけるようにしています。
定年65歳時代の到来、そして公務員にも多様な働き方が求められる社会が、そこまでやってきています。今年の資料には、「森信三語録」と「稲盛和夫の遺した金言」を一部抜粋して加えました。「人生二度なし、気魄ありてこそ」(森)、「逆境こそチャンス、人生というドラマを描け」(稲盛)など、心に響く言葉を先人は遺してくれています。
大野村から大野町へ、そして大野城市へ、先達が築きあげてきた土台の上に、何を加え、どこを改善していくか。先を読み、知恵を出し、汗をかき、次の時代のオーダーメイド自治体づくりに彼等への期待は大きい。
すべては市民のために、そしてそれは、縁ありてここに集まったそれぞれの職員の自己実現のためでもあるのです。
【5月22日(月曜日)】新任係長へ
(令和5年5月26日 井本 宗司)
巣込もり生活からの脱却~軽スポーツ大会2態~
春暖の季節となり、連休明けの大野城市では、アフター・コロナに向け様々なイベントがスタートしています。今回はスポーツ大会の様子をつぶやき解説いたします。
【5月14日(日曜日)/ごもくお手玉大会(北コミュニティセンター)】
【5月16日(火曜日)/ペタンク大会(大野城市まどかパーク)】
紹介しました2つの大会は、少しのスペースで気軽にプレーすることができるため、スポーツ関係者の皆さんが中心になって、大野城市内に競技人口を広げてきた高齢者に人気の軽スポーツです。新型コロナウイルスの感染者が減少する中、溜めていたエネルギーを解放する場も必要なようです。用心しながらも、皆さん!巣込もり生活からの脱却をはかりましょう。
(令和5年5月19日 井本 宗司)
『ゴールデンウィーク』フォト・レポート
新型コロナウイルスの感染症上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」に変更されるのを前にして、多くの事業が正常化めざして実施されました。その一部をフォト・レポートいたします。
新型コロナウイルス感染症の5類移行で様々な制約が解除されましたが、専門家の中には第9波は第8波よりも大きくなることを覚悟せよ(京都大学・西浦博教授)と警鐘を鳴らしている方も多いように思います。大野城市では、感染状況の共有や対応方針審議の必要性から対策本部設置を継続することを決定しました。
かつての日常が戻りつつあるとはいえ、適宜判断をしながらゴールデンウィーク後の感染者増にも備えを怠らないようにしたいものです。市としては「空振りはOK、見逃しはNO」の精神で態勢を整えてまいります。
(令和5年5月12日 井本 宗司)
『まなびのやど福岡』、一般開放に向けて。
四王寺山中腹の大野城市総合体育館の横にある「福岡自治研修センター」が、今年の4月から愛称を『まなびのやど福岡』として一般開放に向けて動き出しました。県民が”つどい・まなび・つながる”場所として、7月1日から新たな学びの施設としてスタートします。
4月22日(土曜日)に、一般利用を広く周知し利用を呼びかけるキックオフイベントが開催されましたので報告します。
『まなびのやど福岡』は、福岡県と市町村が共同で運営管理を行っています。平日は、職員の研修で活用されていますが、土・日・祝日は、ほとんど利用されていませんでした。
私は、福岡県議会議員時代から時々足を運んでいましたが、年間100日以上の未利用日を地域で何とか活用できないかと行政当局と検討を進めていましたが、後任の井上順吾県議にもご尽力いただき、四王寺県民の森は「ワンヘルスの森」として整備されることとなり、研修所は宿泊施設やレストランなどを全面改装し、大野城市総合グラウンドとも連携をとり県民の皆さんに一般開放する運びとなりました。
施設の内容は下記記載のとおりです。西鉄天神大牟田線の高架化により南北の分断が解消され、沿線を含めて新しい賑わいの拠点が整備されていきます。南には牛頸山、東には四王寺山を持つ、歴史ゆかしき大野城市に、四季折々に見せる森林の魅力とスポーツの賑わいを求める人々が集うスポットが一つ開かれました。
『まなびのやど福岡』の内容充実のためにも、県民・市民各位には、ご自身の活動拠点の一つに本センターを加えていただきますと有難く存じます。
【まなびのやど福岡】ごあんない
来週(5月5日)の更新はお休みします。
(令和5年4月28日 井本 宗司)
表敬訪問あり~プロレスラーとミス・ティーン~
4月18日(火曜日)に2件の表敬訪問があり、多くの市職員が拍手で迎えました。
午前中には「NPO法人九州プロレス」の筑前りょう太理事長、ばってん×ぶらぶら選手ほかスタッフの皆さんが、5月4日(木曜日・祝日)のイベント興行に向けての挨拶のため来庁されました。
『九州ば元気にするバイ!』の心意気で2008年(平成20年)に旗揚げした九州プロレスは、高齢者施設の訪問や不登校の子どもたちへのプロレス授業などでも社会貢献に取り組んでおられ、最近ではNHKの特集や西日本新聞の筑前りょう太「どげな人生ね」の記事(原則水曜日・夕刊)などで注目を集めています。
5月4日は大野城市総合体育館の2階競技場で14時に試合が開始され、大野城ば元気にするバイ!と「プロレス3試合」「ちびっこプロレス教室」が行われます。本イベントは令和3年度から毎年開催しており、今回が3回目で入場は無料です。迫力あるプロレスラーの試合と笑いもあふれる会場は四王寺山の中腹にあります。連休の運動不足解消も兼ねて山登りしてみませんか?
午後は、「ミス・ティーン インターナショナル2023日本大会」(令和4年12月18日開催)でグランプリを受賞された山本真帆さん(大野城市つつじケ丘在住)が、7月に行われる世界大会出場を前に来庁されました。
「ミス・ティーン インターナショナル」は、社会貢献活動を理念とした10代(13歳~18歳)のためのミスコンテストです。大会はインタビュー審査に重きを置き、表面的な魅力だけではなく、健やかさ、教養の高さ、利他的精神など内面に培われている人間性も評価基準とされています。
見事グランプリに輝いた真帆さんは、「ベスト・タレント賞」など4つの特別賞も同時に受賞されています。5歳の頃からダンスチーム「ピクシーオーレ」で大村慈子先生にジャズダンスやバレエなどの指導を受け、今は手話をとり入れたダンスパフォーマンスグループ「Smile×Ring(スマイリン)」を結成して活動中です。
世界大会を前に、東京での講習会出席などで忙しい中、市役所を訪問してくれました。笑顔あふれるボーダレスな社会作りを目指す真帆さんの世界大会での吉報を待ちましょう。
(令和5年4月21日 井本 宗司)
企業版ふるさと納税の寄附企業に感謝状(4月11日)
2017年(平成29年)に始まった企業版ふるさと納税は、令和4年度に10件、総額で約400万円となりました。4月11日(火曜日)、100万円の寄附をいただいた岡本無線電機株式会社に対し、感謝状を授与いたしました。
電子部品の総合商社である岡本無線電機株式会社は1985年(昭和60年)に大野城市山田に福岡営業所を開設し、瓦田地域にも福岡商品センターがあります。超スマート社会に貢献する企業を目ざし東アジア諸国を中心にグローバルに事業を展開しています。当社の企業ビジョンには「日常業務を通じて、自然環境保護に取り組み、未来に貢献します。」とあり、ゼロカーボンシティを目ざす大野城市に対して多額の寄附金贈呈の申し出となりました。
ところで、ふるさと納税には先行して行なわれている個人版があります。令和4年度総額で約18億1900万円(速報値)の寄附があり、ブックスタート事業、健康・福祉、環境、子育て・教育、安全安心のための事業、さらには心のふるさと館管理運営事業などに大切に活用しています。また、使途の指定がない場合は、子ども医療費や不登校支援、公共サイン支援事業など多分野で有効に使わせていただいています。
市制50周年の記念諸事業を終え、大野城市は市制百年に向けて新たな一歩を踏み出しました。コロナ後のニューノーマル・超高齢社会に備え、確固たる財政基盤を築いておかなければなりません。
今後とも大野城市への物心両面でのご支援を衷心よりお願い申しあげます。
(令和5年4月14日 井本 宗司)
市制50周年ファイナル~感動のクロージングセレモニー~
前日までの雨が上がり、市制施行50周年の誕生日を祝うセレモニーが華やかに行なわれた令和4年4月1日から一年が経ち、今年もまた、桜の季節を迎えました。
3月31日(金曜日)、大野城市役所南側の「まどか広場」周辺で大野城市50歳を締めくくる「クロージングセレモニー」を開催しました。数日前からの雨天予報は今回も関係者の熱意で吹き払われ見事な晴天。約3,000人の来場があった当日の様子を、以下にフォトレポートいたします。
大野城市は次の50年に向けて力強く一歩を踏み出しました。西鉄電車の高架化による立体的な整備をはじめ、道・川・山などのハード事業の進捗をはかる一方で、デジタル対応や超高齢社会に適合するシステムも再構築をし、次の時代にバトンを渡さなければなりません。
今週月曜日(4月3日)には、新規採用職員16名を含む昇進・異動者(38名)と教職員への辞令交付式も行なわれ、新しい体制が整いました。(下掲写真を参照願います。)
さあ、市職員の皆さんには、激変が予想されるコロナ後のニューノーマル社会に向けて、市民の皆さんとともに「コミュニティによるまちづくり」へのアクセルを踏み込みましょう。
(令和5年4月7日 井本 宗司)
このページに関する問い合わせ先
総合政策部 秘書室 政策秘書担当
電話:092-580-1801
ファクス:092-573-7791
場所:本館3階