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大野城市の緑のシンボルはクロガネモチとキキョウ(市の木・市の花)

昭和50年に公募で決まりました

 都市化が進み、失われていく自然を守ろうと、市は、昭和50年6月に「大野城市のみどりを守り育てる条例」を制定し、市内に「苗木団地」をつくりました。
 少なくなっていく緑を、少しでも回復しようと努めていますが、市には緑を愛し、緑を増やすシンボルとなる「市の木」「市の花」がありませんでした。
 そこで、市民のみなさんに「市の木」「市の花」を選んでもらうように、広報「大野城」で募集しました。
 「市の木」「市の花」の選定基準は、
大野城市の風土に適したもの
手入れや植樹が簡単で病虫害に強いもの
市民のみなさんに親しまれるもの
としました。
 その結果、「市の木」72通、「市の花」65通が寄せられ、学識経験者や団体役員など11人で構成された「選定委員会」で、「クロガネモチ」と「キキョウ」が決まりました。
 「市の花」として「キキョウ」を応募した人は仲島区の村上清隆さんで、「市の木」として「クロガネモチ」を応募した人は乙金区の石田博美さんほか8人でした。なお、石田さんのほかに「クロガネモチ」を応募した人は、次のとおりです。(敬称略・モチノキを含む)
篠原キミ(乙金区)、藤 充昌(白木原区)、安恒巧高(下大利団地区)、岩城八重子(乙金区)、宮崎由信(南ケ丘1区)、宮崎英子(南ケ丘1区)、神藤和江(牛頸区)、田中郁子(上大利区)

「市の木」応募一覧表

アカシア(ハナアカシアを含む) 2アセビ 1イチョウ 5オリーブ 1カイヅカイブキ 3カエデ(トウカエデを含む) 2キョウチクトウ 3キンモクセイ 7クス 8クワ 1クロガネモチ(ナノミ) 5モチ 4ケヤキ 2ゲッケイジュ 1サクラ 1サルスベリ 2サンゴジュ 2サザンカ 1シュロ 1ジンチョウゲ 1センダン 2ツツジ 1ヒイラギ 1ヒイラギモクセイ 1プラタナス 1ブナ 1ブドウ 1ポプラ 1マキ 1マツ 1メタセコイヤ 1モミジ 2ヤナギ 2ヤマモモ 2ヒノキ 1

「市の花」応募一覧表

アサガオ 1アジサイ 3ウメ 2ウノハナ 1オトコオミナエシ 1キキョウ 1キク 3カンナ 1キンモクセイ 4ギンモクセイ 1クチナシ 2コスモス 7サルビア 8サザンカ 3サルスベリ 1サンシキスミレ 1ジンチョウゲ 1ツワブキ 1シャクナゲ 1スイセン 1ツツジ 2タイザンボク 1ダリア 1チューリップ 2ハナショウブ 1ボタン 2ヒマワリ 2フジ 2ポピリア 1ペチュニア 1マリーゴールド 1モミジアオイ 1ヤグルマソウ 1ユリ 2ハギ 1

選定理由 古くから市に自生し、気候風土にマッチしている

 「市の木」「市の花」は市のシンボルとなるものですから、郷土にゆかりのあるものが望ましいと思われます。その観点から考えると、「クロガネモチ」と「キキョウ」は、ともに古来から大野城市に自生し、気候風土にマッチしています。

クロガネモチ

常緑で樹形が良く、年中濃い緑をして、特に、花の少ない冬期に、長期間にわたり、赤い実をつけ、鑑賞期間が長い。そのうえ、野鳥が好む木である。なお、公害にも強く、病虫害も少ない。

キキョウ

紫色の花弁が大野城市の「大」の字を思わせ、優しさの中にりんとした品格を持って、乾燥にも強く、日陰に耐え、栽培しやすい宿根草である。


 

市の木 クロガネモチ

 大野城市の緑のシンボル「クロガネモチ」について、百科事典をひもといてみました。それによると、つぎのように書かれています。
 秋に、赤く丸い実が枝先に集ってつく、モチノキに似た常緑の高木。モチノキ科。
 日本列島の暖地から、台湾や中国大陸に分布する。
 枝は黒みを帯び、葉は互生し、楕円形で長さ5~7センチメートル、なめらかな革質で、かわけば黒みを帯びる。
 雌雄別株で、6月ごろ、若枝の葉先に数花ずつ径4ミリメートル内外の花が、集散花序につく。花は淡紫色で、花弁は4~5枚、雄花には花弁よりやや長い4~5本の雄しべがあり、雌花の雄しべは小型で中央に緑色球の子房がある。
 果実は、径7ミリメートル内外、紅熟する。実が美しいので、庭木として植えられる。
 樹皮から、とりもち、タンニン(渋。革なめし剤として使われる)が取れる。
 材は堅く、細密で狂いがなく、光沢が美しいので、細工用・くし・印材・洋がさの柄・そろばんの玉などに使われる。
 百科事典にも書いてあるように、細工用として、また、庭木として昔から愛されているようです。
 かわいらしい赤い実は、野鳥が大好きな実ですから、珍しい野鳥が大野城市に来るかもしれません。

 クロガネモチの実の写真 クロガネモチの写真 

 

市の花 キキョウ

 「キキョウ」は、秋の七草の一つで日本調豊かな花をつけ、5つの花弁が大野城市の「大」の字を思わせ、やさしさのうちにりんとした品格のある花です。百科事典によると、
キキョウ科の多年草。山野の日当たりのよい草地にはえる。
 根は太く、茎は高さ50~100センチメートル、上部で多岐分枝し、切ると、白い乳液がでる。
 葉は長卵形で、緑に鋸葉があり、下面は、やや白色を帯びる。
 8~9月に、青紫色の鐘形花冠を開く。先が五裂して広く開き、径4~5センチメートル、雄しべ5個は雌しべより先に熟し、雄しべの五柱頭が開くころはしおれている。
 日本全土、朝鮮・中国・シベリアに分布する。
 観賞用に庭に植えられ、栽培品には白色花や二重咲きなどがある。
 根にはサポニンを多量に含有するので、現代医学では、たんきり剤として流エキスの形で使用する。セネガ流エキスに比べると、毒性は少なく作用は強い。漢方では、そのほかに、各種のはれもの・化膿性炎症・肺炎・咽喉病・中耳炎などに用いる。
 このように、品格ある美しい花は観賞用として、また、根は漢方薬として珍重され、日本の秋のなくてはならない代表的な植物といえるでしょう。

 市役所南口に植えつけてあります。

キキョウの写真 
 

問い合わせ先

都市計画課都市計画担当
 電話 092-580-1867、1868
 ファクス 092-572-8432
 メールアドレス kentoshi@city.onojo.fukuoka.jp
 場所 市役所 本館2階〔〒816-8510 大野城市曙町二丁目2-1