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ホタルの見ごろ(5月下旬~6月上旬)

蛍の写真

 5月下旬~6月上旬は、ホタルが牛頸川を飛び交う季節です。ホタルが生息するということは豊かな緑、水質のきれいな川などの自然環境が残されていることを意味しています。ホタルを見て心がいやされたら、ホタルとその周囲の環境に感謝し、ホタルの生息環境を守りましょう。

 

ホタルの仲間

 ホタルの仲間は、世界で約2,000種、日本では44種発見されています。そのうち発光するのは、14種。しかし、観賞できるのは、ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルくらいです。ほとんどのホタルが陸上で生活しますが、ゲンジボタルとヘイケボタルなど数種類は例外で、幼虫時代を水中で過ごす珍しい種類です。
 牛頸川のホタルはゲンジボタルです。

ゲンジホタルの一生

 ゲンジホタルは、一生の中で卵→幼虫→さなぎ→成虫と、3回姿を変えます。すむ場所も、水中→地中→地上へと変わります。
 6月ごろ、川岸の草むらなどに産卵して約1ケ月でふ化し、幼虫は水の中へ入ります。川の中では自分の体に合った大きさのカワニナをえさにして成長し、その間に6回ほど脱皮します。12月初めごろには2~3センチメートルに成長し、冬眠に入ります。
 4月の中旬ごろ、雨の降る夜に幼虫は光りながら上陸し、土の中に潜って円形のまゆを作ります。その中で40日くらい過ごして、さなぎになり、10日ほどで最後の脱皮をして成虫になります。
 ホタルの幼虫は臭いのある分泌液を出すので、他の動物に食べられることはほとんどありませんが、成虫はクモに食べられることが多く、最大の天敵です。
 飛んでいるホタルはオスで、メスは草むらで光っています。体長はオスが約14ミリメートル、メスが約20ミリメートルで、成虫はメス1匹にオス4匹以上という割合です。

 

ホタルの光り方

 ホタルの光り方は、川ごとに違いますが、おおむね次のとおりです。 

ゲンジボタル…2秒間隔でピーカ、ピーカ
ヘイケボタル…1秒間隔でピカ、ピカ
ヒメボタル…0.5秒間隔でピッ、ピッ、ピッ
 ホタルの光は化学反応によるもので、電気や燃焼などの光とは異なり、やさしくかすかな光です。

ホタル見物のマナー

 牛頸川上流でホタルを見ることができるのは、地元のみなさんで結成した「牛頸ホタル部会」が、日ごろからホタルにえさを与えたり、川を清掃したりしているからです。「牛頸ホタル部会」は、昭和60年からホタルの保護と増殖に努力することで、環境保護に取り組んでいます。
 今年もたくさんのホタルが期待できそうですが、見物客が増えるにつれ、路上駐車やごみのポイ捨てが後を絶ちません。きれいなホタルをいつまでも見ることができるように、次のことは必ず守ってください。

ホタルは光を嫌います
 車のライトや懐中電灯の光などを絶対にホタルに向けないでください。カメラのフラッシュではホタルは写りません。自動カメラもフラッシュのスイッチは切ってください。

ホタルのいる場所では喫煙・飲食禁止です
 タバコの煙はホタルの大敵です。また、飲食のクズや容器でホタルのすみかが汚されます。ごみは必ず持ち帰りましょう。川などに絶対捨てないでください。

ペットはホタルを見物しません
 子どもが犬を怖がったり、クサリで高齢者が転んだりしています。見物は夜間であることを考えて、ペットは連れてこないでください。

午後9時までで帰りましょう
 午後9時を過ぎればホタルはあまり飛びません。光も草むらの中で分からない程度になります。

ホタルを持ち帰らないで
 ホタルは育った水でなければ生きていけません。手の中にとまったホタルも、そっと放してください。ホタルの成虫の命は約2週間、その間は水だけをなめて、みなさんを楽しませてくれます。

路上駐車や私有地への立ち入りは禁止です
 係員の指示に従い、所定の駐車場や見物場所を利用してください。民家などに迷惑にならないよう気をつけましょう。

ホタルの見ごろ
時期 5月下旬~6月上旬
時間 午後7時半~8時半
※にわか雨や大雨の後など、湿度が高く、風のない夜は特に多く見られます。
臨時駐車場 井手2号公園〔牛頸ダム下〕

※期間中は混雑が予想されます。環境保全のためにも公共交通機関を利用してください。

公共交通機関 西鉄下大利駅発
西鉄バス21番(平野ハイツ行、または月の浦営業所行)「平野ハイツ入口」下車、徒歩約20分
西鉄バス23番(月の浦営業所行)「原」下車、徒歩約15分

ホタルが見えるところは井出1号公園付近

問い合わせ先

 環境課環境政策担当
 電話 092-580-1886
 ファクス 092-572-8432
 メールアドレス kankyo@city.onojo.fukuoka.jp
 場所 市役所 本館2階〔〒816-8510 大野城市曙町二丁目2-1