よくある質問
- 庭にケガをしたタヌキ(野生動物)がいるが、どうすればよいか知りたい。
傷ついたり弱ったりしている野生鳥獣(傷病鳥獣)を見つけたとき
けがや衰弱の状況を見て、元気があればむやみに触ったりせず、そっとしておきましょう。
人が原因で傷ついたものや、数が減って保護が必要な野生動物の場合には、福岡県の「傷病野生鳥獣医療所」として指定されている、福岡市動物園内の動物病院で保護してもらうことができる場合がありますので、福岡市動物園に直接搬送してください。(※カラス・ドバトなどの有害鳥獣、鳥類のヒナや卵、ペットなどは引き取ってもらえません。)
動物園で保護してもらえるかどうかなど詳細については、福岡市動物園(TEL 092-531-1968)に直接お問い合わせください。(※休園日 月曜日(祝日の場合は、翌日)、年末年始(12月29日~1月1日))
なぜ、そっとしておかなければならないの(捕獲してはいけないの)?
野生鳥獣は、自然の中で暮らすのが一番です。
一度人間が育てると自然界に帰るのは非常に難しいといわれています。
けがをしていたり、弱っているといっても、野生の生き物なので、寿命で弱っているかもしれませんし、外敵から隠れるためにじっとしているかもしれません。
野生の鳥獣は、自然の一部ですから、自然の中で死ぬことも、自然の生き物の大切な役割なのです。
また、保護するためであっても捕まえようとすれば、鋭い牙や爪で必死に抵抗しますから、むやみに手を出すと保護しようとした人が大けがをすることがあります。
さらに野生鳥獣はどんな病気をもっているかわかりません。
なお、野生鳥獣を捕獲したり、鳥類の卵を採取することは、法律で原則禁止されていますので、むやみに保護(捕獲)しないでください。
【担当】産業振興課 (TEL 092-580-1870)