よくある質問
- 異物を誤って飲み込んだときの対処方法を知りたい。
異物を誤って飲み込んだときの心肺蘇生方法は、次の手順で実施します。
1.意識の有無を確認します。
2.意識のないときは、まず口腔内を確認し、確認できれば取り除きます。
3.口腔内で異物を確認できないときは、4~5回の背部叩打法・ハイムリック法(意識の無い場合、妊婦、8歳未満の小児には行ってはならない)側面下部法のどれかを選択します。
4.気道確保を行います。
5.呼吸の確認を行います。
6.呼吸がないときは人工呼吸を行います。1回目の呼気吹き込みで気道の開通状態を確認します。
7.呼気吹き込み時、抵抗感がある場合は、気道確保及び人工呼吸を再度行います。
(人工呼吸が行えた場合は手順10へ)
8.異物除去ができない場合は、心臓マッサージ・口腔内の確認、人工呼吸を繰り返します。
9.人工呼吸が可能になったのなら、循環サインの確認を行います。
10.循環サインの確認ができなければ、心肺蘇生を行います。
※呼気吹き込み時の抵抗感とは、自分の口にコップをぴたりと付けて、呼気を吹き込み、コップの中が呼気でいっぱいになったときに起こる抵抗感です。
【担当】健康課 (TEL 092-501-2222)