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大野城市家庭教育学級 第2回家庭教育講演会

 平成23年10月7日(金)に、『「いいんだよ」は魔法のことば』の演題で家庭教育学級合同講演会を行いました。
 講師に、齊藤眞人さん(学校法人立花学園立花高等学校理事長・校長)を迎えました。立花高等学校での8年間の学校経営・教育実践に基づいた講演に、学級生の皆さんは思わず引き込まれていきました。

第2回家庭教育講演会の様子1   第2回家庭教育講演会の様子2

 

講演の概要

 立花高校には、不登校を経験した生徒がたくさんいる。中学校あるいは小学校時代、学校に行けなかった子が学校に来ている。一人一人深刻な過去を持つ生徒たちと接することで、見えてきたことがある。
 立花高校の教員たちは、生徒が学校に来ると、それがたとえ1週間のうち1日だけであろうが「よく来たね」「よくがんばったね」と声をかける。しかし、世間の大人たちは「たった1日しか来ない」と言う。同じ事実に対して評価が違う。「学校に来て当然、できて当然」という尺度で物事を見て、そこに至るまでの子どものがんばりを無視してしまっているのではないかと感じる。
 ある中学校での「普段、お子さんにどんな言葉をかけていますか」というアンケート結果がある。上位に出てくるのは「早くしなさい」「勉強しなさい」など命令形・否定形の言葉だった。「いいんだよ」「よくがんばったね」など優しく温かい言葉は10位以内にはなかった。
 私たちは、毎日の生活の中で命令形・否定形の言葉を使わないわけにはいかないし、残念ながら使わないではいられない。
 だが、それらの言葉以上に優しく温かい言葉やがんばりを認める言葉を意識して使い、子供に自信を育てて欲しい。

 

学級生の感想

●古賀敬子さん(大利小学校) 
  「早くしなさい」は本当によく使う言葉です。言い続けないと今までよりできなくなるのではと、不安もあります。私は応援のつもりで言っていましたが、「早くしなさい」は「あなたは遅いね」と否定していることになり、かえって自信をなくさせ、疲れさせていると知りました。
 よく子供が「疲れた」と言うので「大人の真似をして!」と思っていましたが、本当なのでしょう。もっと子供に寄り添って子供の声を聞こうと思いました。
古賀敬子さん

●牧 月路さん(平野小学校)
 今回の講演で改めて母として育児について考えました。
 「今までの自分の子育て法を変えることじゃなく、例えば今持っている24色の色に新しい色を足していけばよい」。このメッセージはとても印象深く心に残りました。
 子供たちは、私たちの気づかないところで精一杯頑張っています。ちゃんと親や周りを見ながら生きています。「子供の心の中の水がいっぱいになっていないだろうか。そこに溢れてしまうであろう一滴を入れようとしていないか」。親が今やるべきことは、その水を抜いて、それから新しい一滴一滴を入れてあげることだと思います。
 手を広げれば走って飛び込んでくる子供たち、その笑顔をこれからも見守っていきたいと思います。
牧月路さん

●吉良厚子さん(下大利小学校)
 今回の講演を聞いて、親として反省や感心することばかりでした。私も子供に対して、自分のスピードで「早くしなさい」と言ってしまうので、「言い続けても良いけど、子供を認める言葉も大切だ」という先生のお話に考えさせられました。
 これから子育てで悩んだら「出口のないトンネルはない。出口が分からなければ入り口に戻ればいい」の言葉を思い出し、肩の力を抜いて楽しく子育てをしようと思います。とても楽しく勉強になるお話をありがとうございました。
吉良厚子さん

●山本ひろみさん(大野中学校)
 私は子供が小さいときからフルタイムで仕事を続けているせいか、子供との接し方を考えるのはいつも会社のパソコンの前です。今日は玄関で「行ってらっしゃい」が言えてよかったとか、帰ってから学校のことを聞かなくては…などと、ふとした瞬間に思います。
 齊藤先生のお話を聞いて普通に学校に行けない子は苦しいだろうと思うと涙が出てきました。親も子供も苦しまなければいけないなんて何が悪いのでしょう。「子供に罪はありません」という言葉も齊藤先生から聞くと、すべての子供は愛され大切に育てられなくてはと、子育てについて考えさせられました。
山本ひろみさん

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家庭教育講演会の時の託児の様子
▲家庭教育講演会の時の
託児の様子

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 メールアドレス gimukyo@city.onojo.fukuoka.jp
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