あけてみよう!歴史のとびら 土師器
土師器とは、古墳時代(3世紀後半から7世紀)から鎌倉時代の間に使われた土器の総称です。弥生土器の流れをくみ、約800℃前後で焼かれた素焼きの土器で、長い歴史の中で形の変化や新しい器の登場などの変遷を見せます。
◆古墳時代初めの土師器
北部九州では、古墳時代初めごろ、弥生土器の伝統をひく土器とともに、近畿地方と共通する形・作り方の土器が見られるようになります。小型で丸底の壺・鉢や器台、高杯、底が丸く薄い作りの甕などです。伝統的な土器はあっという間になくなって、ほとんど近畿地方と共通する土器だけになってしまします。急激な変化は、古墳時代初めごろの大和王権と北部九州との強い結びつきを想像させる興味深い例といえます。
◆煮炊きの道具の変化
古墳時代初めごろ(3世紀後半)、煮炊きは住居中央の炉に丸底の甕を置いて行っていました。古墳時代中ごろ(5世紀)になると、朝鮮半島から新しく調理器具であるかまどと蒸し器のこしきが伝わります。さらに甕も胴が長いものに変化します。調理場が壁際に移って家の中の使い方や調理法が変わったことが想像されます。
歴史資料展示室の土師器を見ながら、土師器の使い方や生活様式の変化、政治的な動きなどを想像してみませんか。
問い合わせ先
歴史資料展示室
電話 092-580-1918
ファクス 092-573-7791
メールアドレス furusato@city.onojo.fukuoka.jp
場所 市役所 新館3階〔〒816-8510 大野城市曙町二丁目2-1〕
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