あけてみよう!歴史のとびら 「弥生土器」
弥生土器とは、弥生時代(今から約二千五百年前から千七百年前ごろ)に使われた土器の総称で、弥生土器の種類には甕(かめ)・壺・高杯(たかつき)・鉢などがあります。
弥生時代の台所
今でいう鍋の役割を果たした土器に甕があります。甕はお寺の鐘をひっくり返したような形をしており、表面にはすす、内側にはおこげが付いているものがあることから、煮炊きに使ったと考えられます。水や穀物などの食べ物を貯蔵する器として壺があります。胴が丸く、頸がしまり、口が開くのが基本的な形です。表面をきれいに磨いたり、文様を描くことが多く、大事に扱われたのでしょう。
弥生時代の食卓
では、弥生時代にはどのような食器を使って、どのように食事をしていたのでしょうか。いまから千七百年前ごろに書かれた中国の歴史書である『魏志倭人伝』には弥生時代の倭人(日本人)の食生活について、次のように記しています。「食飲用
豆手食」、すなわち「飲食には
豆(ヘントウ)を用いて手で食べ」ていた、というのです。
豆とは高杯(皿に脚台をつけたような器)のことを意味します。魏志倭人伝の記述や実際の出土品からみて、弥生時代の食卓では、地面や台の上に置いた高杯から、食べ物を直接手で取って食べている姿を想像することができます。
市内では、これまでにたくさんの弥生土器が出土しています。歴史資料展示室の弥生土器を見ながら、土器の使い方について想像してみませんか。
問い合わせ先
歴史資料展示室
電話 092-580-1918
ファクス 092-573-7791
メールアドレス furusato@city.onojo.fukuoka.jp
場所 市役所 新館3階〔〒816-8510 大野城市曙町二丁目2-1〕
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