1月のふれあい歴史体験は「鬼の面を作ろう」でした。節分は立春や立夏、立秋、立冬など、季節の変わり目の前日を指す言葉です。旧暦では春が新年の始まりで、立春のときの節分は特に大事な行事でした。豆まきが始まったのは室町時代の中ごろからだといわれています。「鬼は外、福は内」と大声で豆をまき、不幸をもたらす鬼を家の外へ追い払い、災いが家に入り込むのを防ぎました。鬼の面に色を塗ったり、牛乳パックや折り紙で鬼や豆入れを作ったりしました。
展示の様子
▲ミニ展示の様子
▲会場の様子
体験の様子
▲体験の様子
作品例
▲作品例
参加者の感想
(大人)
・ 今は親のほうが気ぜわしくて、なかなか年中行事もしてあげられないけど、親子で参加できるこういう企画があるのは、とっても嬉しいです。
・ 前回のしめ飾り作りが楽しくて、また来ました。小さいお子さんのための企画だと思っていたので、今までは参加してきませんでしたが、これからはなるべく参加したいです。
・ 童謡が流れているとなんだか和みますね。ほっとします。
(こども)
・ 鬼のお面を3つとも作りたい。
・ 牛乳パックで作った鬼で遊びたい。
・ 幼稚園でもお面を作ったよ。
・ 怖い鬼を想像して作りました。
・ 色を塗ったり折り紙を折ったり、楽しい。
・ かわいい鬼を作りました。
・ みんなでこれをかぶって豆まきをします。
節分についてのお話
節分は、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉で、年に4回あります。昔の暦では、春が1年の始まりで、立春がお正月、節分が大晦日にあたる日でした。歳神さまを迎えるために、鬼をはらい家を清めていました。現在の節分でよく行なわれている豆まきは、中国で行なわれていた「追儺」の儀式が日本に伝わって、室町時代から行なわれるようになったそうです。
では、なぜ節分に豆をまくのでしょうか。それにはこんな話が伝わっています。
昔、鞍馬の奥に人々を苦しめる鬼が住んでいました。あるとき毘沙門天が現れて、七人の賢者を呼び、「三石三斗の大豆で鬼の目を打て」と命じたと言われています。
また、豆を炒るのにも理由があります。昔あるところに人々に害を与える鬼が住んでいました。そこで神さまが鬼退治にやってきて、鬼に「今夜のうちにこの山に石段を百段作ることが出来たら、鬼の勝ちにしよう」と言いました。すると鬼はどんどん石段を築き、夜更けのうちに、なんと九十九段まで作ってしまいました。そこで神さまは一計を案じ、鶏の鳴きまねをしました。すると、それを聞いた鶏たちは一斉に「朝が来たぞ」と声をあげました。鬼は朝になったと勘違いし、神さまに降参しましたが、「豆の芽のころにまた来るぞ」と言い残して去っていきました。そこで、神さまは人々に豆の芽が出ないように、豆を炒るように命じたということです。このほかにも、熱く炒った豆をまくのは、鬼がその熱を嫌うからだという話も残っています。
豆をまくだけが、鬼をはらう方法ではありません。柊の枝にイワシの頭を挿して戸口にかける「ヤイカガシ」という呪術的なものも使われました。鬼はとても鼻が利くので、強い臭いのものが苦手です。そのため髪の毛を焼いたり、にんにくを使うところもありました。また、中の様子をのぞこうとする鬼の目を、ひいらぎの葉のとげで追い払います。
▲ヤイカガシ
ところで、鬼は本当に悪いのでしょうか。鬼は病気や災害などによく例えられ、私たちのイメージの中でも悪いイメージです。しかし、鬼は一年間の厄を祓ってくれる鬼神としての側面もそなえているのではないでしょうか。
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