平成21年度9月のふれあい歴史体験は、「お月見をしよう」でした。お月見の由来や秋の七草について学びながら、折り紙でお団子や三方、ウサギなどを折ったり、団子粉をこねて団子を供えたりしました。
展示の様子
▲展示風景1
▲展示風景2
▲お供えの様子
体験の様子
▲折り紙をしている様子
▲お団子を作っている様子
参加者の感想
(大人)
・(折った折り紙を)家に持って帰って飾りたいと思います。
・今年はちゃんとススキを飾ったり、お団子を飾ったりして、お月見をしてみようと思います
(こども)
・お団子をこねるのが楽しい。
・(三方など)上手に折れました。
・お団子をこねるのに、水が足りないかと思っていたけど、ちゃんとまとまってよかった。
・家でもお団子を作りたい。
BGMで童謡を流していましたが、参加者のみなさんは、知っている歌が流れると口ずさみながら楽しく体験していました。また、年上の子が年下の子に折り紙を教えたり、お団子をこねるときにサポートをしていました。
お月見の由来
月を鑑賞(かんしょう)することを月見といいます。一般には旧暦(きゅうれき)8月15日の十五夜(じゅうごや)、旧暦9月13日の十三夜(じゅうさんや)に月を愛でる行事が古くから行なわれてきました。
日本では、平安時代以前から7月16日(二十六夜待。にじゅうろくやまち)、8月14日(待宵。まつよい)、8月16日(十六夜。いざよい)、9月13日(十三夜。じゅうさんや)、10月10日(十日夜。とおかんや)(暦は全て旧暦。今の暦に直すと約一ヵ月後)など、たびたび月見が行なわれていました。いずれも、収穫祭(しゅうかくさい)や死と再生を繰り返す月への信仰を反映したものといえます。
そこに、平安時代に中国から伝わった、8月15日の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」として鑑賞(かんしょう)する習慣(しゅうかん)が伝わり、十五夜を愛でるようになったと考えられています。
十五夜に対して十三夜は「後の月見(あとのつきみ)」ともいい、平安時代中ごろに醍醐天皇(だいごてんのう)が清涼殿(せいりょうでん)で月見の宴(えん)を開いたのが初めといわれています。また、十三夜の月を愛でる習慣は日本独自(どくじ)のもので、十五夜・十三夜の両方を見て、初めて願いが通じる、といわれています。そのため、十五夜と十三夜の一方だけ月見をする「片月見(かたつきみ)」を嫌う風習が各地にありました。
日本では、月見には月見団子とその年収穫(しゅうかく)した芋・栗(くり)などを供え(そなえ)、ススキを飾り(かざり)ます。ススキは切り口が鋭い(するどい)ことから、魔除け(まよけ)の力があるとされています。供えたススキを家の軒(のき)につるしておくと、1年間病気をしないといわれています。
今年の十五夜(中秋の名月)は、10月3日土曜日、十三夜は10月30日金曜日です。ススキやお団子をお供えして、秋の月を眺めてみてはいかがでしょうか。
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