文部科学省は、平成21年度で3回目となる全国学力・学習状況調査を実施し、その結果を各学校や教育委員会に提示して、日々の教育活動に役立てるよう呼びかけています。
そこで今回は、大野城市の子どもたちの学力や学習状況について、3年間の概要をまとめました。毎年小学校6年生と中学校3年生を対象に実施するため、同じ子どもたちの推移ではありませんので、単純に比較はできませんが、全国平均や県平均との差を比べることで、大まかな推移状況を把握することができます。
※学力調査はA問題(基礎基本)とB問題(基礎基本を活用する能力)で構成されています。
| 国語 A問題 | 国語 B問題 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
| 大野城市 | 81.7% | 66.8% | 70.5% | 65.0% | 49.6% | 49.7% |
| 福岡県平均 | 81.1% | 63.9% | 69.0% | 60.0% | 47.4% | 48.0% |
| 全国平均 | 81.7% | 65.4% | 69.9% | 62.7% | 50.5% | 50.5% |
| 算数 A問題 | 算数 B問題 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
| 大野城市 | 83.7% | 74.0% | 80.7% | 65.0% | 52.2% | 57.0% |
| 福岡県平均 | 81.1% | 71.1% | 77.6% | 61.4% | 49.2% | 53.2% |
| 全国平均 | 82.1% | 72.2% | 78.7% | 63.6% | 51.6% | 54.8% |
小学校国語B問題の一部

小学6年生の学力調査から
国語科・算数科ともに、全国平均の±3ポイントの範囲に入っているので、おおむね平均レベルにあるととらえることができます。
3年間の推移では、算数科においてわずかですが上昇が見られます。
大野城市の小学校では、市内共通の基礎基本定着テストを作成し、学期ごとに活用しながら基礎学力を高める工夫をしています。また、算数科で大切にしたい学び方を、先生が共通理解する研修を実施し、どの学校でもよりよい授業が実施できるように努めています。その成果が現れてきたととらえることができます。
しかし、国語科のB問題は2年連続で全国平均を若干下回っています。
読み取ったことを整理して、自分の考えを分かりやすく説明したり、与えられた条件に合わせて答え方を工夫したりする能力を高める必要があります。
平成21年度は、国語科の学び方について、代表者の先生の授業を見て協議する場を設けて研修を行いました。算数同様、よりよい授業が各学校で実施できるように研修を行っています。
| 国語 A問題 | 国語 B問題 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
| 大野城市 | 83.8% | 78.8% | 79.0% | 76.0% | 66.6% | 79.1% |
| 福岡県平均 | 81.1% | 73.6% | 76.7% | 71.1% | 60.0% | 74.8% |
| 全国平均 | 81.6% | 73.6% | 77.0% | 72.0% | 60.8% | 74.5% |
| 数学 A問題 | 数学 B問題 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
| 大野城市 | 77.8% | 69.8% | 66.0% | 65.9% | 55.8% | 60.2% |
| 福岡県平均 | 70.8% | 61.1% | 60.7% | 58.8% | 48.2% | 55.6% |
| 全国平均 | 71.9% | 63.1% | 62.7% | 60.6% | 49.2% | 56.9% |
中学校数学B問題の一部
| 美咲さんは、家の白熱電球が切れたので、環境にやさしいといわれている電球型蛍光灯(以下、「蛍光灯」とします。)にかえようと考えています。そこで、蛍光灯について調べたところ、次のことが分かりました。 美咲さんとお兄さんは、蛍光灯と白熱電球を同じ時間使用したときの総費用を比べています。
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中学校3年生の学力調査から
国語科、数学科ともに、全国平均を3ポイント以上、上回っているので、平均レベルより高いととらえることができます。
3年間の推移では、平成20年度に比べて下降しているものの、全体的にB問題が高い傾向にあるととらえることができます。
大野城市の中学校では、毎年1校が授業改善のための研究授業を実施し、その成果を共有する研修を行っています。また、基礎基本の力を高めるドリル問題を作成したり、話し合いながら問題解決をする学習を多く実施したりする工夫をして、学力向上に努めています。
質問紙調査の結果から
※「質問紙調査」とは、学習意欲や学習方法、生活習慣や学習環境など、学習に関する諸側面について児童生徒に質問紙方式で調査を行ったものです。
全国及び昨年の結果と比べて、肯定的な回答の割合が高い項目
◆将来の夢や目標を持っていますか。(小学校)
◆人の役に立つ人間になりたいと思いますか。(小学校)
◆学校で友達に会うのは楽しいと思いますか。(中学校)
◆普段の授業で自分の考えを発表する機会が与えられていると思いますか。(中学校)
全国と比較して、肯定的な回答の割合が低い項目
◆今住んでいる地域の歴史や自然について関心がありますか。(小学校)
◆今住んでいる地域の行事に参加していますか。(小・中学校)
◆自分には、よいところがあると思いますか。(中学校)
◆将来の夢や目標を持っていますか。(中学校)
◆家で自分で計画を立てて勉強をしていますか。(中学校)
家庭の教育力を高めるために
子どもの学力を高めるために家庭でできることとして、次のようなことが考えられます。できることを工夫してみましょう。
◆家庭学習の場や時間を決め、習慣化し、リズムを崩さない。
◆日記を書く、家族新聞を作るなど、書く経験を家庭でも増やす。
◆子どものがんばりを見逃さず、認めてあげることを忘れない。
◆小さなことでも目標を持たせ、結果だけでなく過程も認める。
◆地域の人・もの・ことに触れる経験を増やす。
問い合わせ先
電話 092-580-1905、092-580-1909
ファクス 092-501-2270
メールアドレス gimukyo@city.onojo.fukuoka.jp
場所 市役所 本館5階〔〒816-8510 大野城市曙町二丁目2-1〕














